Minoltaflex ⅱb The First Roll
こんばんは。
理です。
今回はずっとやってみたかったフィルム1ロール全部あげるってのをやります。タイトルにもある通り、minoltaflexのファーストロールです。
どうぞ最後までお付き合いください。
フィルムとカメラ
あげる前にフィルムとカメラのはなしを。
フィルムはFujifilmのPRO400h。
去年の年末にチャンプカメラさんで買ってずっと眠らせてました。
調べてもらえば分かりやすいですが、とっても爽やかな色が特徴です。
今回の写真だといまいち分かりづらいと思うので、よかったらぜひ作例とか調べてみてください。
生産終了してしまったのでほとんど期限切れしかないのが悲しいですが、ぜひ1度使ってみてほしいフィルムです。
カメラはMinoltaflex ⅱb。
発売は1950年なのでめちゃめちゃ古いです。
そしてめちゃめちゃかわいいです。
発売したときはアメリカの占領下だったので、最初のほうに作られたものには made in occupied japan の刻印があります…歴史…
手に入れたときは落とされたのかレンズボードが斜め、ピントのダイヤルが動かない、スローシャッターが動かないなどボロボロでした。
あれこれいじり倒してなんとか動くようになったのはほんとに奇跡。。。
苦労しまくったので愛着もすごいです。
テイクレンズがボロボロなのでコントラスト低めなのはしかたなし。
写真ズ
何のひねりのない1枚目。。。
ふわふわ気味ですが、きちんと細かいとこまで写ってます。さすがROKKOR。
ねこです。昼なのでワニ目気味。
露出計は当たり前のようにないので勘で決めます。
おかげでけっこうアンダーに。
カラーネガの広いラティチュードに支えられてます。
このときはフィルムカウンターのリセット方法がわかってなかったので多分コマの間隔がめちゃめちゃです。
現像店の人に迷惑かけまくりでもうしわけないです、、、
多分4枚くらい重なってる1枚。
電柱が真ん中にいるおかげで救われてる感じ。
けっこう好きかも。
こっちも重なってます。
さっきのと違ってシンボル的なのがないとつらいです。
やっっと巻き上げを思い出した1枚。
めちゃめちゃキレイですね。
今回はこれがいちばんお気に入りです。
絞ってるので被写界深度は深めのはずなんですが、奥行き感がとてもいい感じ。
ねこもちゃんとこっちを見てくれててうれしい。
好きな要素はそろってるんですが、もっとうまく撮れたかも、な感じの1枚。
もっとうまくなりたい。
多分1枚ずつ見たらつまらない写真なんですが、重なるとそれっぽく見えないこともない、、、はず。
ここの2本の木、何故かめちゃめちゃ好きで通りかかるたびに撮ってる気がします。
上が何故か感光してるのが好きポイント。
青の深みもめちゃめちゃいい感じ。
おわりに
たった12枚なのであっという間ですね。
ここまでお付き合いしていただきありがとございました。
今回は試し撮りも兼ねてたのでどんどん撮っちゃいましたが、余裕で1枚100円超えなのでもっと大切に撮りたい、、、
でも35mmカメラとは全く違う使い心地で、慌てまくりな11枚でしたがめちゃめちゃ楽しかったです。
70年前のカメラでレンズもボロボロなのに想像以上にいい写りだったのは、ちょっと感動でした。
最後に一言。
これからもよろしく、minoltaflex。
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