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ダイエットに「折れない心」は必要ない

ダイエットは辛い
故にその辛さを克服出来る「強い精神力」が必要だ
というマインドセットは誰が広めたんでしょう?

美味しいモノをたくさん食べて
美味しいお酒をたくさん飲み
気持ちよく寝る

結果として太ったから、その逆のマインドと行動(食・運動)で解決?

でも美味しいものは食べたいし、お酒も楽しい、運動は苦手
苦手な事をやるから辛いに決まっている...というロジックなのだろうか

痩せる仕組みは過去にも色々書いたので、そちらを参照してもらうとして
今回は精神面のお話を書こうと思う
人間が行動を起こす為に必要な要素は

適度なご褒美

だ。決して「危機感」や「必然性」ではないし、「論理的」「合理性」である絶対必要はない
美味しいモノを食べ過ぎるのは「美味しい」という感覚は脳に快感というご褒美を与える為で、お酒やその楽しい宴の席も、脳に快感というご褒美を与えている
気持ちよく寝ていたいという感覚の人は…私の仮説だが「起きている時間に期待していない」からなのではないだろうか?現実世界にご褒美がないのかな...科学的には色々解釈もありそうだが…

健康診断で血中の⚪︎⚪︎値が危険水準なので、ダイエットして下さい
着れる服がなくなてきた
→どれ、ダイエットしなくては

という動機では、今夜もスナック菓子片手にビールを煽っているに違いない

恋は女性をキレイにする

よく聞くフレーズだし、効果を実感した事のある人も多いはず
食事も確りと管理して振り向かせたい「あの人」の好みの体型に向けてworkoutの日々
日々変化していく自分の身体を移す鏡の中には「あの人」と幸せそうに腕を組んでいる自分が…

「あの人」はギリギリ手の届く存在がベストだ
タレントさんの様な、あなたがキレイになっていく様を直接フィードバック(見る機会)出来る立場の人でないとご褒美が得られない
「あれ?最近痩せた?」なんて言葉を言われるチャンスがある人にすべきという事だ

念願叶って「あの人」が恋人に!しばらく時間が経つと「幸せ太り」がやってくる

なぜだ…
恋は実ってしまうと効果を失うのではなく、
ご利益の効力が無くなった(体型を維持しなくても引き留めておける状態になった)事で体型に気を回さなくなってしまったに他ならない
ご褒美は慣れて効果がなくなるからコントロールが難しい

アスリートはゴール設定が明確だし、TOPになるまで段階的に承認欲求を満たせる機会もあってご褒美は巧みに変化してくれるので、地味できついトレーニングの日々を耐えきれる
体型を売りにしているタレントさんやモデルさんはアスリート並のメニューをこなす日々を送っているが、タレントさん達は身体が商品なので、締まった体型が「お金」という分かりやすいご褒美になり、気持ちを維持していける
タレントさんが「えー?何もしてないです〜」なんていうのは大嘘で、スポンサーがついていないから、美容関連は自分への投資に過ぎず、プロモーションとして使えないだけだ

ご利益は人それぞれ違う

「痩せたい」という欲求があるなら、「なぜ?自分は痩せたいのか?」ではなく、痩せていく事で

「明日はどう得して、来週はどんな得、来月は…最終的にはこんな得が…」

というマイルストーンを書き出してみるといい
中間チェックの際に目標と現実の乖離を修正して…なんていうグレードでやりたい「仕事の出来る人」は進捗管理自体が快感になっているので、気をつけよう

結果から得られるご褒美をお忘れなく

ダイエットコンテンツを漁る前に自分にとって適切なご褒美は何か?を考えてみてはどうだろう?
人間はご褒美がないと続けられない生き物なのだから


#ダイエット #workout #エクササイズ

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