2022/09/26

　デカくてどうしようと思っていた仕事が一つ落ち着いた。よかった。本当に、よかった。これで明日以降クソバカデカいミスが見つかったらどうしよう。切腹すればいいのかな。私の命一つ分で責任を負うことはできるだろうか。

「声優が結婚しようがしまいが、それを公表しようがしまいがあなたには関係ないのに！」みたいなツイートを見てしっかり傷ついた。それはそうとして、あなたの存在の方が、女性声優に本気で恋してしまった私の人生に関係ないのに！　声優本人に言われるならまだしも、どうして無関係な知らないオタクに自分が唯一持てる愛情を無碍にされなければいけないんだ。付き合えないことも結婚できないことも重々承知の上で、私は推しメンのことを人類の中で唯一愛している。

「ロリータ服はおばさん向けの赤ちゃん服」みたいなツイートを見てしっかり傷ついた。もう自分は若くない。それでも若かった頃より可愛い服を着られる今が好きだ。似合っていないしいつまで経っても垢抜けないしブスだしデブだし陰キャだし本当に服に申し訳ない気持ちでいっぱいだけれど、やっぱり私は遥か昔に憧れたお姫様やお嬢様のような服が大好きだ。まぁ、件のツイート主はきちんと謝罪していたのでロリィタ愛好者の中でこれ以上彼女のツイートをめぐって誹謗中傷インターネット戦争みたいになったら嫌だなと思う。

「アラサーのオタクは自分のことを異常だと思い込んでそれをステータスとしているけれど、実際は普通だしなんなら何もない」みたいなツイートを見てしっかり傷ついた。何者でもない、何者にもなれない自分は私自身が一番理解しているはずなのに。私はすでに結婚をしたかつての同級生たちのようにはなれない。この先の人生で一般人と恋愛をする自分なんて想像できないし、気持ちが悪い。女性声優とアイドルにしかそういう感情を抱けない。今さら家族以外の他人と同居することだって考えるだけで吐き気が止まらなくなる。自分の私生活に、不必要に第三者を介入させたくない。だからといってこのまま年を重ねていって1人きりで生き続けられる自信があるわけではない。親が生きているうちに死ねたら楽だけれど、それは私の苦しみを親に肩代わりさせるだけだし、その苦しみはきっと私なんかには到底想像もつかないほど耐えられないものであるはずだ。じゃあ私が孤独死した時、一体誰が私の後始末をしてくれるんですか？　ボケないうちに老人ホームに入居してそのまま死にたい。そんな貯蓄はない。私は普通以下の、何者でもない、何も持っていない、しょうもない26歳のオタクである。

　知らない人の、大して強い思想があるわけでもないつぶやきに惑わされ、落ち込むの、あまりにもばかばかしい。早くインターネットをやめたい。やめられない。やめさせてくれ。