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はじめての動物病院【キンクマハムスター成長日記】#68

生後1ヶ月ちょっとでわが家にやってきたキンクマハムスターのおかゆくん。

彼は人一倍臆病で、いつもビクビクしながら暮らしている。

成長日記68日目です!

はじめての動物病院へ

昨日、おかゆの睾丸が赤くなっているようだったので、今日ははじめて動物病院に連れて行くことにした。

夕方に予約していたので、寝ている中申し訳ないけどひま種を持って声をかけ、おかゆを起こす。

小さなケースに入ってもらい、周りが見えないように段ボールとタオルで覆い、タクシーで動物病院に向かう。

タクシーの中で、最初のうちは忙しなく動き回っていたおかゆだけど、だんだんと静かになり、上を向いたままうんともすんとも言わなくなった。

顔がこちらを見ているのだが、この世の終わりのような見たことのない不安げな顔で固まっていた。

「おかゆごめんね……」と思いながら診察室に入る。

まさかの診察結果……

獣医さんの前でケースを開けると、おかゆはちょろちょろと動き始めた。

先生が優しく抱っこすると、逃げることなく大人しくしている。

そしておかゆを見て先生が一言。

「全然大丈夫ですよ」

「え?」

付き添ってもらっていた恋人と一緒に、驚きの声が出た。

確かに、先生に抱っこされているおかゆを見ると、全く腫れていない。

「確かにさっきまで腫れていたんですよ!」と言い写真を見せたが、「これくらいは全然大丈夫」と笑って言われた。

なんだ、大丈夫なんだ……ほっと安心した。

他に聞きたいことはあるかと言われたので、かなり臆病であることと、最近ペレットをあまり食べないことを相談した。

すると、獣医さんから再び驚きの言葉が。

「この子全然人に慣れてますよ」

「………え?」

今までおかゆは“人一倍臆病”だと思っていたので、その言葉にかなり驚いた。

「抱っこしても怖がってないし、全然大丈夫」とのこと。

おかゆって人に慣れてたんだ……知らなかった……

先生はわたしにおかゆを手渡してくれた。
おかゆはわたしの手の上でも怖がる様子はなく、手のひらや腕をちょこちょこ歩いていた。

まだおかゆを抱っこしたことがない恋人も抱っこしてみたが、全然大丈夫そうなおかゆ。

今までわたしが手に乗ってくるのを待つスタイルだったので、それが怖かっただけなのか?

確かに、前回はじめて抱っこできた時も、おとなしくしていた。

獣医さん曰く、「どんどんコミュニケーションをとってあげるともっと慣れてきますよ」とのことなので、これからは遠慮せず触れ合いたいと思う。

ペレットを食べない問題に関しては、やっぱり野菜の量が多いみたいなので、少し調整しようと思う。

とにかくおかゆが元気で、しかも人慣れしているということに一安心だった。

病院では猫かぶっていた?

自宅に帰ると、おかゆはすぐに巣箱に入って寝てしまった。そんなにすぐ寝る?と驚くほど早く寝た。

夜になり、おかゆにご飯をあげつつ声をかけてみる。大好物の豆苗を手渡ししつつ、抱っこを試みる。

だけど、わたしが抱っこしようとすると大慌てで飛んで逃げ、全く抱っこできなかった。

病院での姿はなんだったんだ?
猫をかぶっていたのか?

と思いつつ、今日は疲れているだろうからそっとしておいた。

おかゆは本当に人に慣れているのか…?
明日以降、抱っこできるかまた試してみたいと思う。

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