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髪結いのひ孫

親戚のおじさんに一度だけ聞いた事があるのだが僕のひいおじいちゃんは髪結いの仕事をしていたらしい。
そう、僕は髪結いのひ孫なのだ!
いや待てよ髪結いってなんやねんと思いWikipedia大先生に聞いてみた所…

髪結いは、江戸時代から明治にかけての理髪業に従事する人を総称する言葉で、現代の理容師のこと。
男性の髪を手がける男の髪結いで「髪結い床」という自分の店を持つものは床屋とも呼ばれたが、女性の髪を手がける女髪結いは遊廓や顧客の家を訪問していた。

Wikipedia

との事だ。
話によるとひいおじいちゃんは女髪結いの仕事をしていたらしい。
しかし僕の地元に遊廓やそれに相応するようなエリアがなく不思議に思っていたのだが、改めて調べてみたら当時僕の地元エリアは花街として栄えていたらしい!
今ではそんな雰囲気を微塵も感じない場所だったので衝撃的だった。
つまり僕のひいおじいちゃんは花街に出入りして女性の髪をセットするお仕事を行っていたという事になる。
生粋の職人である。
僕の一族は職人が多いのだがそのルーツを知る事が出来た。
(父と祖父はペンキ屋、先ほどの親戚のおじさんはカメラマン、僕もデザインという職人気質な仕事を生業にしている)
自分のルーツを知る事で、今の自分の仕事や生き方を納得し整合性を取る事が出来る。
なんとも浪漫のある話である。
自分が何者かを知るヒントは過去にあって、そこに触れる事は生きていく上でとても重要な事なんだなと思った話でした。

髪結いのひ孫…良い言葉だな。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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