活動2年目
昨年の4月に活動を再開して、再開から1年の区切りで開催した成果発表会から半年以上過ぎました。今日はバンド活動2年目の現在について書きたいと思います。
☆バンド活動の経緯、経過はこちらのマガジンにまとめています。
発表会の余韻
4月の発表会の後、次の練習まで1か月ほど間が空きました。メンバーはそれぞれ発表会の充実感、反省などを感じながら過ごしていましたが、私にはちょっとした心配事がありました。それは発表会によって、メンバーの誰かが燃え尽きてしまってはいないかということ。
その心配はあながち的外れではなくて、発表会から1週間後のラインのやり取りの中で、リーダーのNくんが「直後は、燃え尽き症候群と言うか、すげー変な心境の中にいました」と発言していた。発表会は身内だけのイベントだったのですが、Nくんは職場の人や友達など、割と広範囲に声がけしていたので、一番反響があったのだと思います。そのおかげで盛り上がったのは間違いないのですが、想定以上の盛り上がりが発表会後の充実感や達成感につながり、燃え尽きた心境になったのでしょう。
私も少なからず同じような心境になってはいましたが、バンド活動はみんなで演奏することが一番の楽しみ。他のメンバーもその気持ちは同じで、発表会の約1か月後の5月27日から2年目の活動が再開されました。
2年目の目標
発表会後の初練習、事前に課題曲を3曲選定して、それらを各自で練習してからスタジオに入りました。まずは先日の発表会で演奏した曲で体を暖める。でもあれですね、1か月しか経っていないのに、演奏の精度がだいぶ落ちた。私自身、元々、たいした演奏技術もないのですが、それでも、前に出来てた細かい部分が出来なくなってた。うわー、覚えるのはかくも大変なのに、忘れるのはこうも容易いもなのか。。。
それからもう半年が経過しましたが、今のところ、順調に月1のスタジオ練習を継続しております。課題曲も増えて、第一回目の発表会と同じくらいの曲数を練習するくらいにはなりました。スピッツのメジャーな曲から、メンバーが個人的に好きな曲など、選択理由はいろいろですが、演奏してみて、改めてスピッツの楽曲の素晴らしさを実感しております。活動2年目ということで、カチッとした目標もないのですが、まずは2回目の発表会に向けて練習している曲をある程度形にすること。そして、発表会のときにリーダーのNくんが「来年はオリジナル曲をやります!」と力強く宣言してしまったので、やらなければならないね。
オリジナル、楽しい!
バンドを再開して間もない頃に、Nくんの知り合いの方が私達に曲を提供してくれるという話があって、Nくんのはそれを想定した発言だったと思う。それを第一回目の発表会でやろうか、という話まで出ていましたが、実現までは至りませんでした。第二回目までは期間もあるし、どうにかなるでしょう。と、私も楽観的に考えてました。でも、曲の提供も、その方の好意のもので、こちらから催促するわけにもいかず。そうであれば自分たちで作れば良いじゃないか、と思い立ち、私が曲を作ってみることにしました。
実は、バンドを再開した頃、なんとなく曲を作ってみたくなり、私は自分の楽しみとして2曲ほど作っていたので、そのノリでバンドの曲も作っちゃおうと思ったのです。どうせ趣味のバンドだし、思いっきり私の好きな感じにしてしまえ、と、1か月ほどかかって曲が完成。デモをバンドメンバーに披露したのがたしか6月ぐらいだっけかな。曲の完成度はさておき、初のオリジナル曲ということで、メンバーも好意的に受け入れてくれて、その日から手探りで各自のパートを作り上げてきました。そして今はだいぶ形になってきて、この調子であれば、次回の発表会で披露できそうです。なにより、自分たちで自由にアレンジできるオリジナル曲を演奏するのが楽しい!私が作ったデモから、今のアレンジはだいぶ違うものになったけど、4人の違った感性で作られた曲は、私の想像を超えた仕上がりになっていました。うーん、これはコピーとは違ったバンドの楽しみ方なんだね。この歳になっての初期衝動に痺れます。
新たな趣味として
バンドでオリジナル曲を演奏する楽しみを覚えてから、私はますます作曲にハマってしまい、今はバンドで演奏する2曲目のオリジナル曲を制作中です。みんなで演奏するものなので、それなりに良さげな曲を作ろうと思っていますが、そう思えば思うほど力が入って気持ち良い曲にならない。まあ、とにかく自分が気持ち良いと思える曲を作ろう。そう思って、日々、パソコンに繋いだ楽器と向き合っています。
そう、パソコンってほんと、凄いですよね。入門用の編集ソフトでも、基本的な多重録音と編集が可能です。私が若い頃よりも、自宅で気軽に曲を作れる環境が整いやすい。あまりに楽しくて、もともと持っていた電子ドラムのほかに、エレキギター、エレキベース、マイクまで揃えてしまいました。予算もないので、某ネットショップで最も安価な機材で揃えましたが、素人レベルの宅録には十分すぎるほど楽しめます。機材さえ揃ってしまえば、一生楽しめる気がします。
おわりに
バンド活動2年目、練習ペースはこれまでどおり、ゆっくりゆったりですが、メンバーみんな穏やかで居心地が良い関係なので、スタジオ練習が本当に楽しい。いい歳したおっさんたちが子どもみたいに遊べる場所があるって、幸せなことだと思います。家族や仕事の都合でなかなか予定が合わない月もありますが、これからも末永くこの遊びを続けたいです。
最後に、Nくんの後輩たちが撮影、編集してくれたライブ映像が完成しましたので、メンバーの同意も得られたところで公開したいと思います。今更、恥じらう年頃でもないので、お時間のある方は鑑賞していただき、感想なんかもいただけると嬉しいです。
もはや、懐かしい。
おわり
サポートいただけたら、デスクワーク、子守、加齢で傷んできた腰の鍼灸治療費にあてたいと思います。