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単身おじさんの日常・初めての一人カラオケ

みなさんこんにちは。日の出が早くなってきたので起床時間を30分早めたnock3です。

さて、私は現在自宅を離れて絶賛単身赴任中なのですが、仕事が早く終わったりすると、寝るまでに自由な時間がたっぷり確保できたりします。昨年度までは毎日90分の長距離自動車通勤でしたが、今は通勤時間が15分。そして通勤経路には東北最大の歓楽街である『国分町』があるという飲み好きのお父さんなら狂喜乱舞するような環境ですが、私はお酒はあまり得意じゃないしお小遣いも少ないので1人で飲みに行くことはありません。でも歌うのは割と好きなので、単身赴任が決まって引っ越してきてから、「いつの日か、1人でカラオケに行こう。。。」と密かに思い続けていました。でも、なんだかんだでそのタイミングを逸し続けて年が明け。。。しかし、2月の下旬にやっと一人カラオケに行くことができたので、その感想なんかを書いていきたいと思います。


仕事終わり~入店

その日は抱えていた仕事が一段落して、職場のみんなも各々早めの帰路に着きました。普通なら打ち上げと称して飲みに行くところですが、状況が状況なのでみんな大人しく帰宅。私も18時には職場が入っているビルのエレベーターを下っていきましたが、その時ふと「そうだ、カラオケに行こう」と思い立つ。信号を二つ目渡れば職場から一番近いカラオケ店がある。途中からなんだかウキウキしてきて早歩きになり約7分でお店に到着。「四十路の坊主頭が何を浮かれているのだ。」もう一人の自分が脳内で語りかけるが、その時の私は早く歌いたくって仕方なかった。おじさんが一人でカラオケに行って何が悪い。そう自分に言い聞かせてカラオケ店に入った。
まだ18時台ということもあり、お客は私1人のようだ。店のカウンターにはマスクにフェイスガードまで付けたおねーさんが一人。私に気がつくと、非接触の体温計をかざして私の体温を確認。その後受付用紙に必要事項を記入して提出。

「時間はいかがいたしますか?」

「じやあ、とりあえず30分で。」

ワンドリンク制と言うので、迷った末になぜかホットのカフェオレを頼んだ。外が寒いとはいえホットを頼んだのは失敗だったと後で気がつく。乾いた喉にホッとカフェオレは無いわ。後悔先に立たず。この時はすっごく寒かったからな。仕方ないということにしておこう。


歌ってみた

部屋に入ったら薄暗かった。暗すぎてどこに何があるのかが見えない。おっさん一人でムード出しても仕方ないので、ライトを全開にして明るくした。やっとこ見えた室内には、消毒済みのマイクが二つにタブレットも二つ。じゃー歌おうかな。一人だから順番を気にすることもない。ここでカラオケあるあるの一つ、「カラオケ行ったときに限って歌いたい曲が思い浮かばない現象」が。。。何分か時間をロスしてやっと決まった一曲目は、折坂悠太の『朝顔』。ドラマを全く見て無くて、最近知って感銘を受けた曲です。いざ歌ってみると結構難しい。。。サビの高音と裏声に苦戦し、やっと歌いきったと思ったらラストにおまけ有り。

私:「色はなんか~♪」

私:「群青~淡紅~♪」

私:「そりゃー結構♪」

私:「そりゃー上々♪」

一人で、しかも一曲目に歌う曲じゃなかった。。。歌い終わって、ちょっだけ虚しさを感じた。まあ、初めてだからな。一つ一つ学んでいこう。

気を取り直して二曲目、三曲目と続ける。しかし一人となると周りを盛り上げようとか、ノリの良い曲を歌おうとか考えないので、好きな曲を選び続けた結果のラインナップが以下の通り。

井上陽水『帰れない二人』

ハナレグミ『家族の風景』

荒井由実『ひこうき雲』

歌っているうちにまたシンミリしてきちゃった。つーか、セレクトが渋すぎたのか。。。

そうこうしているうちに残り5分。ラストは我らがスピッツの『チェリー』で締め。結局シンミリして終わりました。


一人カラオケの感想

結論から言うと、悪くなかった。でも、やっぱり誰かと歌ったほうが楽しいかもね。歌っても誰も反応してくれないし、曲の終わりに近づくと、次に何を歌うか考えなきゃならないから歌に集中できなくなるし。初めてだったから慣れない部分が多かったからかな。。。次はテーマを決めて行こうと思います。歌手で縛るとか、ジャンルで縛るとか。
そしてやっぱり30分は短いと感じた。選曲に迷って時間をロスしたこともあるけれど、30分だと気分的にゆっくりできない。せめて1時間だな。あ、あと飲み物はアイスで。甘くないやつ

ちなみに、最初はほとんどお客さんがいなかったフロアも、しばらくすると隣の部屋にお客さんが入ってきて、隣の部屋の音がけっこう壁から漏れることが判明した。でも、隣の部屋から歌声が聞こえないなーと思って帰り際にチラッと覗いてみたら、ドレッド風の髪形をした若者二人がひたすらボイパの練習をしているのを目撃。ああ、そういう使い方もあるのね。。。おじさん、ちょっとビックリしちゃったわ。


終わりに

四十路のおじさんが初めて挑戦した一人カラオケ。意外と違和感はなかった。というか、想像してたよりも楽しかった。また行きたいと思った。

そんなわけで、次回の一人カラオケに向けてYouTube Musicで歌いたい曲リストを作りました。そして単身赴任先と自宅を往復する車の中でひたすら歌っています。もうこの時点でカラオケに行く必要も無いのかもしれないって思ったけど、せっかく覚えた一人カラオケ。時間を見つけてまたチャレンジしたいと思います。


最後にプロの歌をどうぞ。

うーん、素晴らしい。こんなん歌えたら幸せです。


おわり

サポートいただけたら、デスクワーク、子守、加齢で傷んできた腰の鍼灸治療費にあてたいと思います。