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父ちゃんの決断(その7)酒を断つ!

前回は、私のお気に入りのの髪型について書きました(「父ちゃんの決断(その6)髪のこと、もう、気にしない」)。今回は、タイトルどおりです。サラリーマンなら避けては通れない「酒飲み」。酒は弱いけど、飲み会は楽しみだった私が断酒を決めた経緯、心境、そして今現在について書きたいと思います。

「酒を断つ!」と言っている以上、私が相当な飲んだくれだった前提となりますが、晩酌はしていなかったし、職場の飲み会、友人と酒を飲む程度で実際はそれほど飲んだくれではなかったと思ってます(そう思ってるのは自分だけかも。)。酒は強くないけど、酒を飲むのは嫌いじゃあなかった。酒屋でバイトしていた時期もあって、日本酒はけっこう好きで飲んでました。子どもが生まれてからも、カミさんから酒を飲まないように言われたこともなく、まあ、普通に飲んでましたねー。

じゃあ、どのタイミングで酒を飲まないようになったのかというと、実家に戻って、三男の妊娠が判明した時です。私の自宅がある地域は、電車が1時間に1本程度。日常の足は自動車。たまたま私は電車で通勤できる職場に勤めていたので、飲み会で酒を飲んでから車を運転することはなかったものの、子どもたちが急に具合が悪くなったりしたときは、真夜中に病院に連れて行ったことは何度かありました。酒を飲んでいて車を運転できなかったという経験はありませんでしたが、三人目が生まれれば、今後はそんな場面が増えることが想定される。それじゃあ試しに酒を飲まない生活をしてみようかな。という軽いノリで酒を飲まない生活を始めてみました。

飲酒運転のリスクが無くなる、いざという時の備えという意味では、メリットしかない。授乳中で酒が飲めないカミさんとしても、私の断酒は大歓迎。夕食の時にたまに飲んでいたビールは、ノンアルコールビールに切り替えました。職場の飲み会でもアルコールは摂取せず。帰りが遅くなりがちな飲み会の日だけ車で出勤するという、通常とは真逆の行動パターンも試みました。職場の同僚からは、「酒飲まないで飲み会に参加して、つまらなくない?」とか「お酒、飲みたくならないの?」など聞かれましたが、飲まないでいてもその場の雰囲気で飲んだ気持ちになっていたので、つまらないとか、酒が飲みたいと思うことは無かったです。正直、楽しいかどうかはアルコールを摂取するか否かではなく、その場のメンバーに左右されるという事実は、今さら言うまでもないかと思われます。。。


飲み会で酒を飲まずに飲んだ気になる私なりの方法としては、まず、乾杯でノンアルコールビールを飲むことからスタートし、ビールに飽きたらホットウーロン茶で体を温めながら食事をする。体が温まると、何となく酔ったときの体の火照りが再現されたように感じ、気分はほろ酔い状態に。お酒が好きな人には我慢できない状況かもしれませんが、私にとってはこれで十分酔った気になれましたし、翌日の疲れも軽減されて良いことだらけでした。

こんな感じで断酒をしてました。


「してました」の表現からお分かりかと思いますが、今現在は、飲酒解禁しました。単身赴任になったので。自宅で食事するときに軽く酒を飲んだりしてます。でも、5年間の断酒生活ですっかり酒に弱くなってしまったので、酒の量はほんのわずか。毎晩は飲まないし、飲むときも食事の時に日本酒をお猪口一つを口にするだけ。4合瓶を1か月ほどかけて空ける感じです。コロナの影響もあり、職場の飲み会もありませんので、まあ、断酒していた時期とほぼ同じ生活だと思います。

お酒が大好きな人や、仕事の関係で飲まざるを得ない方には難しい断酒ですが、お酒が強くない方やお酒があまり好きではない方は、思い切って酒を一切飲まない生活を送ってみてはいかがでしょうか。「酒を飲まないキャラ」として認識されされると、飲み会のお誘いも激減します。まあ、これはこれで寂しいと思うこともありましたが、酒を飲まなくても食事するつもりで自分から飲みに誘うということもできるので、そこは臨機応変に。


はい。結局は、何となく軽い気持ちで始めた断酒が、思いの外、自分に合っていたというお話でした。こんなところで「父ちゃんの決断」シリーズその7を終わりたいと思います。次回は、決断と言っていいかどうか分からないくらいの話になると思いますが、休日の過ごし方について書きたいと思います。


今回は以上です。








サポートいただけたら、デスクワーク、子守、加齢で傷んできた腰の鍼灸治療費にあてたいと思います。