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父ちゃんの道楽・スタイを作る

先日、私の趣味の1つである「手芸」について記事にしましたが(「父ちゃんの道楽・手芸について」)、先日、あるnoteの記事を見て、子どものスタイ(よだれかけ)を作ったことを思い出しました。

この方の場合、3人のお子さんのうち、3番目の子がヨダレが止まらないとのこと。わが家では、長男と三男がヨダレ垂れ流しで、次男だけがほとんどヨダレが出ませんでした。不思議ですよね、兄弟でも全く異なる特徴。

出産祝いで、よくいただくスタイですが、わが家は長男から大活躍。頻繁に交換するので、いただいた物のほか、自分たちでもかなりの数を購入した記憶があります。1日に使う量も多くて、洗濯すると万国旗みたいにカラフルなスタイが並んだものです。でも、洗っても洗っても、だんだんと汚れてしまうのが悩みどころ。長男の時は市販品でやり過ごしましたが、三男の時は、少しでも枚数を増やそうと思い、実家にあったミシンを使って自作してみました。

せっかく作るのだから、素材、形、柄なんかも私の好みで作ってみようかと。交換するか回数を減らすということも考えて、なるべく吸水性の良い素材、あとは子どもの服にまで到達しないように、間に防水性のある素材を組み合わせて作ってみることにしました。吸水性が良いのはやっぱ綿かなあ。表地と裏地の間に、防水コーティングされた布を挟んでみようか。手元にあった市販のスタイから型を取って、形は少しアレンジを加える。あとは布を中表に合わせにしてミシンでダガダガと縫う。あとは三男の首の太さに合わせてスナップボタンを取り付け。はい、出来上がり。気分タグを付けたりして。


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さっそく三男に装着させて様子を見ました。防水層のおかげで服までヨダレがしみてくることはなかったのですが、防水層にヨダレが溜まってしまい、表側がビチャビチャになっている。。。そうだよねえ、紙おむつのように「サラッと続く♪」訳がない。

写真のスタイの他にも何枚か作ったのですが、写真を撮っていませんでしたわ。三男ももう4歳になってスタイを使うこともなくなったので、もう処分してしまったと思う。記録保存だけでもしとけば良かったなー。


ということで、自作したスタイでも交換回数を激減させるまでは至らないという結果となりました。大変でも子どものスタイの濡れ具合を見て、頻繁に交換してあげるしかないんだね。シンプルだけど、これがベスト。


買えば済むモノを時間をかけて作るのは、まさに道楽です。でも、私としては自分の作ったスタイを子どもが身に着けているということだけでも嬉しい気持ちになれたし、スタイを見る度に、ヨダレを垂れ流していた子どもたちを思い出すことができるので、本当に作って良かったと思っています。

デジタル化が進むこのご時世、「モノ」への偏愛は時代錯誤なのかもしれないけど、「モノ」を使う人を想って「モノ」を作るということの価値は変わらない。子どもたちから拒否されるまでは、父ちゃんの道楽として、子どもたちの使う道具を作ってあげたいと思っています。









サポートいただけたら、デスクワーク、子守、加齢で傷んできた腰の鍼灸治療費にあてたいと思います。