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聞く、訊く、聴く


治療家として10年

開業して、したかった事のひとつが、

聴く

という事。


最近とても楽しいのです。

楽しいというと、少しおかしいかもしれませんが、

以前の職場で、なかなか出来なかった事。

患者さんの数が多く、必要以上に時間を費やせなかった部分がありました。

でもその分、技術にフォーカスでき、今の私が在るのでそれはそれでとても良い経験です。



私が聴きたいのは、

もちろん治療家として

痛みを引き起こす原因になっていること

どんな生活をしているのか

知りたいです。

でも、単純に、

治療家のフィルターを通さずに、

その方の歴史を

知りたいのです。

何人兄弟で、どんな仕事、仕事の内容、趣味、その趣味の内容、趣味に用いる道具の事、交友関係、家の話、間取りの話、どこによく行くのか、好きな食べ物、靴の話、芸能人の話、パチンコの話、政治の話、異性の話、サッカーの話、ゲームの話etc

気持ち悪いですか?笑

治療家としては、どうなの?という意見もあるかと思います。

治療とは関係ない内容でも、

その方の

安心するもの

拠り所

本当に願う事

その方の歴史の中に、必ず在るはずで、

もしかしたら痛みや辛さが

そこを邪魔しているかもしれない。


ここの「深い」部分は、

治療家としてというよりも、

私とその方との

「人」としての関わりの中から

掴めるものだと思います。


そこに、

掴んだものに、

治療家として

「兆し」

を見せる事ができたら、

きっと、症状は良い方向に向かう

と思っています。

治れば良い、結果が出れば良い

もちろんそうです。


治るとは、

症状を繰り返さない身体

繰り返さない為の知識

と教わりました。

自身で解決できる事が1番ですが、

不安な事が出てきた

ちょっと診てもらいたい

そんな時に駆け込める場所

拠り所になりたいのです。


そんな関係性が築けるよう、

これからも聴きます笑

私に色々教えて下さい。

私も自分の事、全部喋ります。


教えてください。

ブログ長いぞ、と。


またやってしまった。。


兆し のち晴れ

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