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わたしの価値はどの程度?

先週職場がちょっとバタバタしていた。
役職を持っている方や専門的な内容を長年任されていた方の体調不良が運悪く重なった為だ。
残念ながら私は何も力になれず(というか何に困っているかすらわからない状態)。
大変そうだなと思いつつ、こんなに職員がいるのに休んだ人しか対応できない業務があったことは危機管理不足だし、復帰した後の改善策への対応がさらに大変そうだなと静観していた。

こういう時に感じてしまうのは、私の価値の低さについて
メイン業務を行う職員の補助的役割をしている私は、部署の底辺にいる。
部署内の人なら誰でもできる業務を行っているだけ。
もちろん私が仕事をすることで、メイン職員が他の業務へ集中することができる。みなさんのお役に立てているなら嬉しいし、私にできることは率先して行うようにしている。
それでも、周りのメイン職員が話している内容が全く理解できなかったり、他部署からはメイン職員と勘違いされて当り前のように用件をペラペラ話されチンプンカンプンな状態でメイン職員に伝達するロスが生じたり、「置いてけぼり感」を日々感じている。

以前の職場では1から10まですべて行っていたので、どの業務も理解できていたし頼られることが嬉しかった。
私がいる必要がある、いる価値があるんだなと日々実感できていた。
でもその分すべき業務が多くなり、誰よりも早く出勤して誰よりも遅く帰る日々になってしまった。
毎日仕事漬けの日々で仕事モードをオフにすることができず、精神的にはよくなかった。
(基本的には自己肯定感が低く、自分の価値を周りの評価に委ねてしまう。そのせいでちょっとした事に無駄に心を揺さぶられて眠れない夜を過ごしたり、周りにも迷惑をかけてしまった。私の悪い癖だ。)
上司についていけないという致命的な理由もあり退職して、職員数の多い今の職場に就職して、自ら望んで事務職になった。
今の仕事は性に合っているし、実際以前と比べるとメンタルがだいぶ安定した。
残業がなくなりプライベートな時間もできたし、睡眠もしっかりとれて体調もよくなった。余裕ができて心なしか顔つきが変わったように思う。

それでもまたちょっとした事で自分の価値について考えてしまうとは。
何もかも背負って勝手に辛くなって、黙々と仕事をできる事務職についたのに、今度は責任をともなう立場にいられず必要とされないことに苦痛を感じている。理解できないことに焦ってもいる。
私は精神面を鍛える方法を考えた方がよさそうだ。
(こうやって考えをまとめて書いている時でさえ、悶々としている。過去を無駄に悔やむ気持ちと今後を前向きに捉えたい気持ち。自分の気持ちを文章にまとめられない技量不足への苛立ち。)


今の部署内での私の価値はたしかに低い。
もし職員のリストラが必要になったら、優先的に候補にあげられるような存在だと思う。
でも色々と悔やんだり将来を憂いたって、何も変わらない。

変わりたいなら今できることをすればいいだけだ!
(長々と文章を綴り、悶々する時間を経て、やっと前向きな考えにまとまめられた)

まずは今任されている業務を本当の意味で理解してしっかりとこなす事から。「言われたからやった」なんて無責任な考え方は性に合わない。任された以上、責任を持つ。
質を安定させたら、次は量をこなす。
そして別な業務も任せてもらえるように。

そしてメイン業務への理解度が気になるなら学べばいいだけの話だ。
専門的知識の習得や現場経験を積まないといけない様だが、少しでも自分の業務に行かせるようなメイン業務は独学でも大丈夫そうなので、コツコツと勉強するつもりだ。
せっかく周りにプロがいるのだから、わからないことがあれば教えてもらえるだろうし。
自分のできることから頑張ろう。

何はともあれ、体調管理に気をつけなければ。
脂肪たっぷりなせいで弊害はいろいろ出ているが、基本的には昔から病気をしにくいタフな体だ。
丈夫に産んでくれた両親には感謝だなー。

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