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総合Bランクうぃずったー、魔道杯総合ボードを征く

「大魔道杯 in 死界ハロウィン」お疲れさまでした(*´ω`*)
かなり間が空いてしまったのですが、総合ランクBの平凡なプレーヤーの私が、今回総合ボード入りを目標に準備を進め、無事45位に滑り込むことができました。

昨今の魔道杯人口の減少・ランカーの引退などラッキーな達成ではありますが、僭越ながら「準備・戦い方」と「まとめ」を2部構成で書きました。私と同じような中級プレーヤーが100位以内にチャレンジする際のヒントになれば幸いです。

第1部 魔道杯の戦い方とそのための準備
第2部 大魔道杯 in 死界ハロウィンまとめ

ぶっちゃけHOWTOだけなら第1部でOK(笑)第2部は時系列でダラダラとなんでお時間ありましたら(^_-)-☆

第1部 魔道杯の戦い方とそのための準備

まずは私のスペックなんですが、以下の通り全くの普通です(笑)しいて言えばレベルが高いくらい。黒ウィズ歴8年目で最初の4年位は無課金でした。最近になってまぁまぁ課金するようになった感じです。

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配布も含め高難易度クエストをおおむねクリアできる精霊の手持ちがあれば、スペックが低くても問題ありません。要は「いかに短時間でイベント覇級を早く周回できるデッキを作れるか」です。

逆に初日にイベント覇級周回デッキ(以下「イベ覇デッキ」)が組めなければその魔道杯は諦めましょう( 結論早ッ!w )そこは手持ち精霊や運もあるのでしゃーなしです(笑)

デッキの作り方は後述するとして、じゃぁ「早いってどんくらいよ?」って話なんですが、だいたい1周3~4分( 演出にもよる )です。3分を切るデッキが開始2時間以内にできたなら大チャンスと言えるでしょう。

正確な目安となる周回速度は「Wiz Board Watcher」様@wizranker)を参考にするといいでしょう。72時間を通して総合30~50位の人達に近い時速でポイント(以下Pt)を積めば自然と100位以内の順位はついてきます。

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魔道杯は相手あっての事なので、ライバルの動向も重要ですから、魔道杯中は逐一チェックする事が大事です。またリーダー精霊で、競っている人たちのデッキ傾向もわかるという利点もあります。

また事前に「今回はこの位Pt積みたいな。それにはこの位の時速が必要かな?」と想定しておくと更にスムーズです。例えば開始3時間内に時速12万Ptの周回デッキができれば、72時間中9時間寝たとしても700万Ptは積める計算になります。

「想定」と「逆算」は大切です。過去のプラチナムPt・総合ボードボーダーPtについては「神宮寺@黒ウィズ垢」様  (@jingujiwiz)の情報を参考にするといいでしょう。

次にイベ覇デッキの作り方です。
直近2,3イベントのガチャ精霊をコンスタントに引く必要はありますが、配布も含め高難易度クエストをクリアできる精霊の手持ちがあれば、イベ覇デッキは組める可能性が高いと思われます。

イベ覇デッキの情報はGameWithやTwitter、チャットなどで収集すれば問題ないはず。何より情報を逐一チェックできる体制作りが重要です。PCや複数のタブレット端末を用意したり、仲間とチームを組むのもいいでしょう。

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魔道杯でNGなのは「デッキをいじってて、いたずらに時間だけが過ぎていく」という事です。”走りながら” 情報収集し、より良いデッキを探すのが吉です。

イベ覇デッキの情報が出るまで待つのも時間がもったいないので、通常トーナメントを周回するデッキも用意しておきましょう。通常トーナメントを周回しながらイベ覇デッキ情報を探すのです。

そして「1位を確実に獲れる」イベ覇デッキが組めたらラップタイムを計ります。先に説明した「総合30~50位の人達に近い時速」が出そうならバンバン周回し、遅いならそのデッキで走りながら情報収集を続けましょう。 

ここからは事前準備を。
中級者とランカーと呼ばれる魔道杯上位常連者の違いは「手持ちの精霊の豊富さ」「デッキ構築力」「クイズ解答速度」「魔道杯を走り慣れている」事です。その差を埋めるためにも事前準備は重要です。またこれを普通に実践してるランカーもいます。

〇 ゲーム外準備
① 休みの確保(金曜日・月曜日)
② 事前の睡眠(なるべく寝だめ)
③ 端末(できれば iOS の新しめの端末)
④ 通信環境(Wi-Fiが遅ければ有線もアリ)
⑤ 部屋の準備(情報収集しやすいように)
⑥ プレイ姿勢(長時間楽な姿勢を事前に)
⑦ 食料(ゼリー・カロリーメイト等)
⑧ 糖分補給(ラムネ・コーヒー牛乳等)
⑨ 飽き対策(動画・音楽・チャット等)
⑩ 眠気対策(目薬・栄養剤・カフェイン・洗顔シート・コーヒー・ガム等)

トップランカーには月曜から魔道杯開始まで糖質やカフェインの摂取を控える人もいるとか・・・(*´ω`)オソロティ...

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〇 ゲーム内準備
① レベル上げ(回復魔力UP) 
② 最新イベント攻略(潜在結晶・報酬精霊入手)
③ 所持カード・プレボの整理
④ デッキの準備(通常トナメ&仮想イベ覇デッキ)
⑤ クリスタル購入(接待精霊ガチャ準備)
⑥ オプション変更
  ボイス・演出等 OFF
  フォローブロック ON
⑦ 手持ち精霊・結晶の把握
【EX-AS】連続化・種族特効・リーダー条件・1問条件EXAS(単色/複色)・チェイン条件(5ch,10ch以下)・反撃・蘇生【SPスキル】ステUP・無属性変化・蘇生・自傷【ASスキル】自傷・種族特効【潜在結晶】属性別ステUP・最新スキル専用 ※Excelできる人は、GameWith のEX-AS、潜在結晶、気になるスキルの一覧をコピーして検索・ソートできるようにしておくと開幕直後の重い時も楽

こんな所でしょうか・・・プラチナムGetだけなら、初日にそこそこ早いデッキを組めれば、金~日曜深夜で獲れてしまうと思います。

ただいきなり「3日間ぶっ通し!」はハードルも高く、体調のアクシデントも起こしやすいので、デイリー特攻などで慣らしながら挑戦することをお勧めします。総合ボードに挑戦するならできるだけ初日にPtを積んでアドバンテージを確保したいところです。

最後に、魔道杯は「獲れるか、獲れないか」も重要ですが、最も大切なのは「やるか、やらないか」だと思います。「~かもしれない」を並べて諦めるのは簡単です。

続けていれば必ずチャンスが来ます。
挫折や苦労の上に手にした勲章ならば、喜びもまた大きいはずです。体調に気を付けてがんばってください(^_-)b


第2部 大魔道杯 in 死界ハロウィンまとめ

今夏メインストーリーが終了し、若干過疎気味のクイズ系ソシャゲ「魔法使いと黒猫のウィズ(以下黒ウィズ)

毎月20日前後の週末、数万人が参加する72時間対戦イベント「魔道杯」では「ランカー」と呼ばれる猛者たちを中心に100位以内の「プラチナム」獲得および50位以内が掲示される「総合ボード」入りをかけ、不眠不休に近い激闘が毎月繰り広げられていた・・・

しかし、前述のメインストーリー終了と共にランカーの引退者も増え、中級者にも100位以内を狙えるチャンスが・・・これは中級黒ウィズプレーヤーが、総合ボード入りを目指した奮戦記である・・・

序章 10月15日19時半 赤羽にて

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2021年10月魔道杯1週間前の10月15日金曜日19時半。
3人のうぃずったーが赤羽の居酒屋で杯を交わしていた🍻 3人ともプラチナム保持者だったが、総合ボード未経験者は私だけだった。

「俺、総合ボード入って黒ウィズに区切りつけたいのよね・・・」

別に黒ウィズをやめるわけではない。 黒ウィズは好きだ。 めちゃくちゃ大好きだ。 もぅ7年以上プレイしており、サ終までやると決めている。

しかし、今夏のメインストーリー終了と共に明らかに「ゲーム」として規模は縮小し、いつ終了してもおかしくない。イチ黒ウィズプレーヤーとしての心残りはもう「総合ボードに名を掲げる」以外なかった。

「のぶさん、来週の魔道杯走るんすね!」

総合ボード1P(TOP10)入賞経験もある元ランカーの一人が言った。それから彼はいくつかの実践テクニックの話や実技をしてくれたが、私はそれを1週間で実践できるレベルになく、感嘆の声を上げるしかなかった(笑)

2年前800万Pt近く積んでプラチナムを獲った時もそうだった。 睡眠時間を削って気合と根性。愚直に攻めるしかできない。あとは運だ。彼のようなバリバリのランカーが大挙して参加したらまず勝ち目はない。

ただ魔道杯は金曜16時~月曜16時の72時間開催であるため、そうそう連休を取れる訳もなく、黒ウィズもいつ終わるかわからない以上、チャンスはそう残されてはいない。私は腹をくくった。

第1章 秘密兵器

魔道杯開催週になり、食料や医薬品などを買い込み始めた頃、ある「ブツ」が届いた。「GP-CR45H」だ。iPad等で使える有線LANアダプタである。

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ウチはNTTの基地局からかなり離れた家で通信速度が遅い。ゆえに無線(Wi-Fi)より有線の方が早かろうとのことで買ってみた。しかも2千円台。これが魔道杯に反映されるか詳細は未検証だが、通信速度は明らかに向上した。

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左が無線、右が有線。重いFGOのインストールもサクッと終わる想像以上の代物だった。そして第2世代のiPad Proも最新のM1チップ内蔵の第5世代にに買い替えた。端末の準備は仕上がった・・・あとはデッキだ。

最新ガチャはアヤツグ(水光)とヴィッキー(火闇)を2枚ずつ引いており、のちにキー精霊となる今久留主好介(雷水)だけ引けていなかった。「まっ、大丈夫っしょ!(大甘w)」とイベ覇仮想デッキは以下に決定。

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そして魔道杯初日を迎えた・・・

第2章 順調すぎる船出

魔道杯開催週は翌週月曜日を休むため仕事が忙しかった。金曜日も仕事だったが、スタートの午後4時には仕事は終わらせ、魔道杯スタートと同時に GameWith と Twitter を交互にチェックしつつ敵のギミックとデッキ傾向を簡単にまとめ、大急ぎで帰宅した。

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GameWithで見つけた早そうなデッキをセッティングしてスタート。法則反転やチェイン調整などちょっと面倒なギミックが多く、全体的にエフェクトが長そうだ・・・「これはチャンス・・・」と思った。

あくまで私感だが、スロー展開の魔道杯の方がランカーと中級者の差が出にくくなると考えている。例えば1問解答ごとに1秒の差があったならば、1周5問解答(5殴り)の場合12週で1分の差がついてしまう。

〇 ランカーと一般プレーヤーの差が出にくい魔道杯
 エフェクトが長い( 周回数・総解答数が少なくなる→差が出にくい )
 複雑なギミックがある( 一概に言えないがダルくてやめる人が出る )
 SSを多く使用する必要がある( SS使用時間差<解答時間差 )

逆にエフェクトが短く、5殴りで高速周回ができるような魔道杯では、総解答数が増え、解答時間が短いランカーとの差が大きくなる。また過去の精霊がキー精霊になる場合も彼らの方が分があることが多い。

そして体感で参加人数が随分少ないのがわかる・・・Twitterスペースで友人たちと和気藹々と話しながら、初日は74万Ptを積みデイリー15位、総合53位でフィニッシュした。上々の滑り出しだ!

第3章 総合ボードへ

2日目開始から1時間が過ぎ、ついにその時はきた。

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WBWの総合ボードに・・・自分が・・・😭
すかさずフレさんから応援メッセが。今までは仲間を応援するためのものだったのに・・・俄然テンションが上がり、短い睡眠を4度はさみながら土曜日を走り切った。デイリー15位、総合42位でフィニッシュ。目標が現実的になってきた!

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明らかにランカーの参加も少ないようだ。何よりも進行がダルい。敵の怒りも長いため、怒りを抑えるデッキを組めるか否かが勝負の鍵であることは明白だった。土曜日を走り切ったのは以下の怒り2回の4TSSデッキ。

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5殴りをしたいが、なかなかキー精霊が合わない。メアレス4夢現の黄昏のノクスがいないのが痛かった。

第4章 暗転

順調にポイントを積み重ねたものの、日曜の早朝流石につらくなったので布団で30分寝ることにした。アラームは30分おきに何個もかけていたが、結局3時間弱寝てしまった(笑)

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コメントも余裕である・・・が、この後事態は急転する。

突然の吐き気、嘔吐。視界がグニャっとする。

平日忙しく、寝だめもほとんどしないままテンションを上げてぶっ飛ばし続けたツケか、たまらず横になるがよくなるどころか吐き気は増し、耳鳴りまでしてきた。完全にカフェイン中毒の症状だった。

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私はMonster Energyのようなエナジー系飲料が体に合わない。眠気覚ましは2種類の錠剤、コーヒー、眠気覚まし系ガムを愛用していた。菓子パンは食べていたものの、ブラックコーヒーとブラックブラックガムを常に摂取し続け、6時間おきに錠剤を飲んでいたのが仇になった。

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水とビタミンを取り、しっかり寝て午後一時的に復活したもののペースは上がらない・・・横になりながらも試行錯誤して、怒りの少ない5殴りのデッキを組むのが精一杯の抵抗だった。

悪夢のような日曜日が終わった時、総合順位は53位と大きく下がっていた。

第5章 私の師匠は

最終日を迎えた。体調はまぁまぁ復活した。
煽って遊んでいたHiroakiにもずいぶん離されてしまった。
これからこの時速で50位以内に入れるのだろうか?

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低い総合ボーダーを見たランカーが追い上げてくるかもしれない・・・
一瞬でも総合ボードに載れただけでもいいじゃないか・・・
このままでもプラチナムは取れるだろう・・・

数々のネガティブな思考がリタイアを誘う。

しかし、これが黒ウィズとの総決算と決めたのだから・・・黒ウィズらしく最後は「諦めの悪さ」と「気合と根性」ではないのか?

ふと総合ボードに目をやり、知り合いの数を数えながら思った。
「みんなと総合ボードでゴールしてぇなぁ・・・」素直な思いだった。

「あと16時間! とりま200万積んでやり切ろう! あとは知らん! 仮に40位にいたとして、総合ボード入りが保証される訳でもねーしな!」

再び私は腹をくくった。

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数回の短い睡眠をはさみながら、200万を積んだ。

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今考えればラッキーであった。
追い上げてくるランカーがほとんどいなかったのである。 月曜の午前中にものすごい勢いで差を詰めてくる人が3人いたものの、それなりに走れば逃げ切れるとお昼の時点で確信した。

そして終了間際・・・43位でアイコンを推しのカヌエに変えた。

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直前まで走っていた2人にかわされ最終的に45位だったが、スローペースとダルい演出に助けられた形で目標を達成した。

「こんなゆるい回でも。まぁいいよね?」
私は心の中でウィズに語りかけた。区切りは・・・ついた。

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そして本気の魔道杯は終わった。

終章 10月25日16時半 大宮にて

話は変わるが、私は埼玉県大宮にある「狼煙」のつけ麺が大好物だ。よく狼煙に行くので黒ウィズのユーザー名も長年「のぶ蔵@狼煙」にしていた。

目標を達成したら、狼煙に行くと決めていた。

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胃がやられていたので、少し不安だったがペロッと美味しく食べれた(笑)その後も多くのお祝いをいただき嬉しい時間が続いた。本当によかった。

正直、3日目に体調が順調だったらどこまで順位を伸ばせたのだろう?ちょっともっぺんやってみようかなぁ・・・なんて考えも頭をよぎったが、もぅ十分かなぁと(笑)

もし走ることがあるのなら、それは最後に開催される魔道杯かもしれない。それまではしばし「へっぽこ中級魔道士」に戻ることにします(笑)

最後に、この記録がどなたかの役に立てば幸いです。
乱文お付き合いありがとうございました(^_-)-☆      のぶ蔵

#黒猫のウィズ #黒ウィズ #魔道杯 #ゲーム #スマホゲーム


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