「ロシア・ウクライナ戦争」関連ツイートまとめ（2022年3月21～22日）
この時期は日本に行く準備をしていた時期でやや忙しなくしていました。
ドイツのニュース：軍事史家ゼンケ・ナイツェルが出演した番組。軍事史の研究者だが、そのコメントは軍事史の知見に基づきながらも範囲は広く、「経済的・政治的にはロシアの敗北」や「ゼレンスキーのイコン化はロシアにとっての深刻な事態」など。 https://t.co/IWuPK1ocCX
— noby (@nob_de) March 21, 2022
ドイツのニュース：この危機下、「個人は戦争よりも大きい」を意識して報道しているのはドイツ・ツァイト紙。占領・非占領という戦争の「大局的ニュース」も公園のブランコを表紙にしている：Ukraine lehnt Kapitulation in Mariupol ab – das war die Nacht https://t.co/7HBGNPAHyO
— noby (@nob_de) March 21, 2022
ドイツのニュース：今、ドイツで関心の高いニュースの一つが「エネルギー」。経済気候保全大臣のハーベックはカタールと石油輸入の交渉。これはメディアによって論調が異なるが、カタール等の権威主義国家を利するとの見方も＞Habeck muss den richtigen Ton noch finden
— noby (@nob_de) March 21, 2022
https://t.co/GuKsjDVCmI
このニュースは「石油」と書いてしまいましたが、ハーベックは液化天然ガスを中心としたエネルギー源の確保に行ったのでした。Twitterでのご指摘、感謝。
ドイツ・ミュンヒェン市、すでに電子看板（デジタルサイネージ）の一部には「ウクライナ語」の表示が見られる。すでにウクライナからの多数の避難民が生活をしはじめているので、彼ら・彼女らの不安を取り去る市民社会的な連帯の試みといえる。
— noby (@nob_de) March 21, 2022
『現代思想』6月臨時増刊号でロシア・ウクライナ戦争に関して、「戦争の語り方」をテーマに執筆します。ドイツ滞在とそこでウォッチしたニュース、日本の空襲記憶や今次の戦争報道の流れなどを混在させた、読みやすく、しかし知の空隙を衝くような論稿にするつもりです。 https://t.co/vFZ8F10mjW
— noby (@nob_de) March 21, 2022
ロシア・ウクライナ戦争関連の独ニュースをボチボチ発信しているが、英語圏ニュースの発信者何人かは恣意的に情報を流している。例えば英の保守大衆紙サイトから「日本は制裁で高評価」と流すが、全文を読めば前半の一部だけで論点は別。私も気をつけたいが一応言えるのは原文チェックが大事ってこと。
— noby (@nob_de) March 21, 2022
日本では今回の戦争に関して中立という立場を取るべきと言いにくいのだろうか？私の雑感では、どっちもどっち論や中立や留保などを主張する方々が多い気がするけども。「言いにくい」意識をあえて作っているだけでは。（続）
— noby (@nob_de) March 21, 2022
（続き）何度も繰り返すが、ロシアの侵攻を成功させてしまうことがもたらす影響、そして本来死ななくてよい人々が死んでいる事実を引き受けて「中立」を発言する方はほぼ皆無で「ポピュリズム仕草」か「知的ポーズ」だと思う。これが「戦争を遠ざける狡知で、結果的に戦争を近づける」とは気づかずに。
— noby (@nob_de) March 21, 2022
第一次世界大戦やアジア•太平洋戦争などでは「開戦や戦勝への熱狂」があったわけだけども、今回、「開戦の熱狂」がほぼ聞こえてこず、「戦争反対のうねり」が生じ、当事国のロシアでも戦争反対を叫ぶ人が相当数見られるのは近現代の人類の知恵だと、歴史学研究の立場から確信をもって伝えたい。
— noby (@nob_de) March 21, 2022
第一次世界大戦やアジア•太平洋戦争などでは「開戦や戦勝への熱狂」があったわけだけども、今回、「開戦の熱狂」がほぼ聞こえてこず、「戦争反対のうねり」が生じ、当事国のロシアでも戦争反対を叫ぶ人が相当数見られるのは近現代の人類の知恵だと、歴史学研究の立場から確信をもって伝えたい。
— noby (@nob_de) March 21, 2022
みんなが戦争について考える、話そうとする、そういうのは大事だと思います。ただ大学教員や研究者で戦争の研究をしてきたわけではないのに、急に「戦争の本質みたいな何か」を語り出す人はヤバいです。知的に誠実ではない。
— noby (@nob_de) March 21, 2022
ドイツのニュース：ドイツでも戦争は情報鮮度を失いつつあり、日刊の大衆紙では戦争が与える影響（買い物）などに移行しつつある。週刊新聞ツァイトは、かなり意識して「人」を前面に出す。今回の戦争を止める、あるいはプーチン敗北の鍵は「人」だと思っている。この意味ではプーチンは既に敗れている pic.twitter.com/xmtrUS7i2k
— noby (@nob_de) March 22, 2022
そこで出てきているのが、むしろ敗れたプーチンがさらに「力」を発動して、核を使用するのはないかという危惧。これは極めて難しいが、核使用の脅しに屈して、市民的連帯や個人描写などの手を緩めると、今度は長期的な悪影響が出てしまう。今回は「そういう戦争」が開始されているということ。
— noby (@nob_de) March 22, 2022
橋下氏は「強い発信」しているわけですが、気をつけるべきは戦争については色々な層の動きがあり、その前提を押さえずに勢いだけで語るのは「ポピュリズム仕草」かと（続）＞橋下徹氏、ロシア軍のウクライナ侵攻で断言「もう政治的妥結の局面だと思います」（スポーツ報知） https://t.co/zVhmSqZufO
— noby (@nob_de) March 22, 2022
（続き）ただ、受け取る側のリテラシーも大事だと思います。「政治的妥協」を進める政治サイドの人々もいるし「新たな秩序」を模索する動きもある。それぞれの職分でやっています。私が重視するのは民間レベルの繋がりや文化の繋がり。つまり強い言葉はこれらの複雑さを覆い隠せて気持ちよいのです。
— noby (@nob_de) March 22, 2022
ロシア・ウクライナ戦争に関し、先日の高校生向け講座「ドイツから考える戦争と平和」の感想が届きました。A4で6枚に及ぶものでした。この戦争の影響下での生活時間は、通例、私世代よりも10代の方々が長いわけです。自分たちの世代でも、戦争を考えていく、そのきっかけ作りになれば嬉しいです。
— noby (@nob_de) March 22, 2022
パン屋の紙袋がドイツ連邦軍リクルート広告に…。このような軍事と文化（戦争と文化）について、4月23日(土)の戦争社会学研究会大会で触れます。なお、フリューシュトゥック先生のお名前をザビーネ（本当は墺発音でサビーネ）だと誤記しておりました。すみません（修正済み） https://t.co/xvpcymh1QD pic.twitter.com/ytLwzPgVO1
— noby (@nob_de) March 22, 2022
https://twitter.com/nob_de/status/1506545407761002502
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