Salesforce Marketing Cloud の Spring '24 アップデートで、Journey Builder の高速送信(ハイスループット送信)機能がリリースされました。
高速送信機能は、ジャーニー単位で設定が可能で有効化するには、ジャーニーキャンバスの「歯車」マークをクリックした先にある「ジャーニーの設定」で有効化することができます。
また、公式の案内によると 2 倍以上の高速送信が可能とのことですが、私も試したことはありませんので、この速度は体感していません。もしかすると 100 万規模の大量送信で試さないと、それを体感するのは難しいかもです。
そして、送信ログ・DataView・配信時間の調整などの機能には影響しないという案内がありました。但し、いくつか通常使える機能が使えなくなるようですので、考慮事項をよく確認してから、実装する必要がありそうです。
■ 高速送信の考慮事項
また、有効化する時にアクティビティ種別「メール」を選択しています。よって、メールアクティビティの送信速度が上がるだけであり、ジャーニーにエントリーするスピードまで上がるわけではなさそうです。大量送信の場合、エントリー自体に時間がかかる場合がありますので注意して下さい。
今回は以上です。
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