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Email Studio

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#セールスフォース

【第216回】 エンゲージメントデータの保持ポリシー 180 日への変更について

2025 年 1 月 15 日より、Salesforce Marketing Cloud Engagement のエンゲージメントデータにアクセスできる期間が 180 日に変更されます。この変更によって、エンゲージメントデータの保持期間が「データビュー」と揃うと思えば、理解し易いですね。 影響を受けるレポートさて、「エンゲージメントデータ」と言っても幅広いですが、今回の変更で、以下のレポートが影響を受けるようです。 ■ Email Studio のトラッキングのエンゲージ

【第214回】 Brand Builder でブランドカラーを SFMC に取り込む方法

さて皆さん、Salesforce Marketing Cloud の Brand Builder を活用したことはありますか? Brand Builder の存在すら知らない方も多いかと思います。 Brand Builder は、その設定画面も SFMC のアプリスイッチャーには表示されず、「セットアップ」にひっそりと隠れています。 また、明言はされていませんが、Marketing Cloud のクラシック機能(=保守されない)の一部として位置付けられていると思います。し

【第213回】 Marketing Cloud Connect のフィールドマッピング設定について

今回の記事は、Marketing Cloud Connect におけるフィールドマッピング設定について書いてみたいと思います。 まず、上の Trailhead にフィールドマッピング設定の詳細があります。そして、そこには以下のような記載があります。 この説明によると、あたかも Marketing Cloud で入力したものが、Salesforce CRM 側へ自動で同期され、Salesforce CRM で入力したものが、Marketing Cloud 側へ自動で同期する

【第212回】 プロファイル属性の項目とデータエクステンションの項目の関係性

Salesforce Marketing Cloud において、顧客一人ひとりに合わせたメッセージを作成する際、プロファイル属性の項目とデータエクステンションの項目が同じ名前だった場合、どちらの値が使用されるか気になりますよね。今回、その動作について明確にしておきましょう。 データエクステンションの項目が存在し、値がある場合 ⇒ データエクステンションの値が優先されます。個々のキャンペーンやターゲティングに特化した値を用意できるため、柔軟なパーソナライゼーションが実現可能で

【第189回】 データエクステンション内の List Detective の分布を取得する方法

以下の記事で、Salesforce Marketing Cloud における「データエクステンション内の List Detective の分布を取得する方法」について書いたのですが、非常に便利であるにも関わらず、埋もれてしまい、note 内での検索がしづらくなっているので、改めて一つの記事として掲載しておきます。 以下の SQL を Query Studio で実行することで、あるデータエクステンションの中で List Detecrtive となるユーザー名(@マークより前

【第161回】 REST API を使って新規データエクステンションを作成する

Salesforce Marketing Cloud の Summer '24 リリースで、データエクステンションを操作する Custom Object REST API がリリースされました。 これまで Marketing Cloud でデータエクステンションを操作する際は、SOAP API や SSJS により行われてきましたが、今後は REST API により、手軽にかつ、高速にデータエクステンションの操作ができるようになったわけです。 以下のヘルプドキュメントに、

【第142回】 メールアドレス変更後のアクションと「保留」(Held)ステータスとの関連性を検証

以前に Salesforce Marketing Cloud の購読者ステータスについて、記事をまとめました。 そこで説明した通り「保留」(Held)ステータスとは、メール配信の結果、1回~数回のバウンスを経た後に、そのメールアドレスへの配信を停止すべきであると判断されたステータスのことで、購読者が「保留」のステータスになるとそれ以降のメール送信処理が行われなくなります。 では、顧客がメールアドレスを変更して、その後に Salesforce Marketing Cloud

【第122回】 あるメールドメインを含む購読者をまとめて送信除外する方法

状況によっては、A 社などの競合会社と情報を共有したくない場合があります。この時 Salesforce Marketing Cloud のドメイン除外機能を使うと、競合のメールドメインを含む購読者をまとめて送信除外することができます。 この機能を使用するには「ドメイン除外」専用のデータエクステンションである「DomainExclusion」を作成する必要があります。 これで、データエクステンションの最上位フォルダに「DomainExclusion」が作成されます。以下のよ

【第101回】 Contact Builder で削除されたデータエクステンションの復元機能が新リリース

Salesforce Marketing Cloud の Winter '24 のアップデートで、削除されたデータエクステンションが復元できるようになりました。 この記事を書いている 2023 年 10 月までは、削除されたデータエクステンションを復元する場合は、Salesforce のサポートへ連絡して復元してもらう必要がありましたが、今回のアップデートで、データエクステンションの削除後は 30 日以内であれば復元が可能になりました。 削除されたデータエクステンションは

【第92回】 Email Studio のコンバージョンのトラッキング機能をテストする

Salesforce Marketing Cloud の Email Studio にはコンバージョンのトラッキング機能が付いています。これを正式に実装するには Web 側への仕込みが必要になりますが、今回はコンバージョンのトラッキング機能がどのような仕組みで動くかを簡単にテストしてみたいと思います。 それでは、まずは Content Builder で適当なメールを作成してリンクを設けます。今回は例として「https://www.google.com/」に遷移するリンクを

【第91回】 Email Studio の「プレビューとテスト送信」機能でテストメールが届かない場合

Salesforce Marketing Cloud において、Email Studio のテスト送信機能である「プレビューとテスト送信」の機能を使って、テスト送信をする際に、ある時から、突然テストメールが届かなくなることはありませんか? このメールの送信が届かない原因には様々あるのですが、まずは、そのテスト送信時に、購読者プレビューで使用している購読者のステータスが「アクティブ」ではなく、「購読取り消し済み」(または「保留」)になっているのでは?ということを疑ってみましょ

【第89回】 Marketing Cloud で返信先メールアドレスを各連絡先ごとに動的にする方法

ある会社では、支店が抱える顧客に対して本社のメール配信の担当者から、取りまとめてメールを配信をしているケースがあるかと思います。このとき届いたメールに対して顧客に返信をさせたい場合に、それぞれの支店のメールアドレスに返信できると便利という場面があるかと思います。 Salesforce Marketing Cloud の標準機能を一見しますと、返信先のメールアドレスは 1 つのメールアドレスしか選択できないように見えますが、実は動的にすることも可能です。ただし、この機能はデフ

【第63回】 フィルター済みデータエクステンションに別のデータエクステンションのレコードを追加する方法

Salesforce Marketing Cloud のフィルター済みデータエクステンションとは、特定の条件を設定して、その条件に基づいたレコードをデータエクステンションへ格納できる機能です。フィルター済みデータエクステンションのレコードは、そのフィルター条件を変更しない限り変更はできません。 実際に、Email Studio や Contact Builder において、フィルター済みデータエクステンションのレコードのタブを開いてみても「インポート」のボタンは表示されませ

【第76回】 Salesforce Marketing Cloud の購読者ステータスのまとめ

Salesforce Marketing Cloud の各購読者は購読者ステータスを持っており、この購読者ステータスの種類は「アクティブ」「バウンス」「保留」「購読の取り消し済み」の 4 種類となります。 この購読者ステータスをしっかりと理解することで「なぜメールが届かなくなるのか」という理由の一端を理解することができるようになるので、購読者ステータスを理解することはとても重要です。それでは一つずつ確認して行きましょう。 ■ アクティブ(Active)このアクティブのステ