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「アザー・ミュージック」

九条のシネ・ヌーヴォで上映中の「アザー・ミュージック」を観賞。

2016年に残念ながら閉店してしまったニューヨークはイーストヴィレッジにあったレコード屋「OTHER MUSIC」の最後を収めたドキュメンタリー。

もう最高に嬉しくて、最高に悲しい内容やった。
だけど個人的に何度も見たくなるドキュメンタリーになった。

ここ、自分もニューヨークに行ったら訪れていたお店で、映画の中でも言われてたけどタワレコの向かいにあって、自分はタワレコでまずVHSやDVDを物色して帰りにここに寄ってたって感じ。

でも英語が拙いのでしっかり話すことできず、前もって辞書で尋ねることを調べたり、アーティストの名前を書いたメモを見せてアルバムを探してもらったりしてた。

当時対応してくれたのはオーナーのジョシュ・マデルとクリス・バンダルーだったと思う(二人の出会いが、僕が大好きだったマニアビデオ屋「Kim’s Video&Music」でバイトしてた時ってのを知ったのは嬉しかった。(机の引き出し探ったらショップカードが出てきた!)。



今も大事に飾ってるのがキューバからの亡命歌手のラ・ルーペのアルバム「That genius called the queen」(ラテン版「マイ・ウェイ」がいい!)。

これニューヨークから帰る前日にここで購入して、翌日空港へ向かうタクシーの中、たまたま運転手さんがキューバ人で、昨日「ラ・ルーペのアルバム買ってん」って言うたら「彼女はキューバの誇りやでって」めっちゃ盛り上がって、空港までその運転手さん、ずっと彼女のこの曲を色々歌ってた。そんなことを映画を見ながら思い出した。音楽に接するあり方が随分と変わったけれど、こういう思い出を残してくれたOTHER MUSICには感謝。音楽好き、DJの人、ぜひ見てほしい。

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