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「チャーリー・バワーズ 発明中毒篇」

九条のシネ・ヌーヴォで「チャーリー・バワーズ 発明中毒篇」を。
タイトルは、今から100年近く前のサイレント映画を作り長く忘れ去られていた映画監督・俳優の名前。60年代にその作品はフランスで再発見されたけれど以後、謎のまま今の時代へ・・・。
「とても短い昼⾷」「オトボケ脱⾛兵」の二本のアニメと「たまご割れすぎ問題」「全自動レストラン」「ほらふき倶楽部」「怪人現る」の4本の実写映画を上映。



本当にすごかった。1920年代にこんな手間隙のかかった無声映画があったなんて!木から猫が次々と生えてきて、卵から車が羽化し、牡蠣が自分でスープに入り、深夜時間帯の松屋のワンオペがすでにこの時代のレストランで実行され、ネズミがガンマンとなり、セグウェイもどきに乗ったハゲひげ丸メガネの謎の怪人が屋敷を恐怖のどん底に陥れ、バグパイプとキルトを姿の探偵が謎の生物を助手にしてその怪人と戦うという、シュール、奇々怪界、オンリーワンのイマジネーションと、ブチっと断ち切るオチを繰り広げてくれる。


こんなの本当によう作ってたなと。気が遠くなりそうなこだわり、ピタゴラスイッチや「モダンタイムス」の自動給食マシーンも目じゃないことを埃だらけの中でやってる。参った!いやぁもう絶対に見たほうがいいです。

https://kobe-eiga.net/nonobowers/

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