私らしく

消え入りそうな世界で
これだけはなくならない何かって、何だっけ…
そんなことは忘れて
とにかく騒いで、踊って、歌って

気付いた時には
あたりは暗くて
暗中模索とは正にこのこと
正にと言える程考えたこともないけど

次から次へと忍び寄る魔の手も
孤独を癒す手にすら思えて

光は遠のいて
目が覚めた所であー夢だった
なんて言えたらどんなに良かったか

現実はいつもリアルで
逃げてもやっぱりそこにあって
もがいてもそっとしてても
追ってきて
背負って

前にいるのか後ろから来るのか
そんなことも分からなくなって

いつの間にか上から押し潰されて
下からも突き上げられて

真ん中にいた私は
それでも一生懸命私らしく真ん中でいようと頑張ってる

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