デジタルとアナログ

機械に寂しいと感じ
デジタルに虚しさを感じ
やっぱりどっかで
あったかい何かを求めてる

それでも埋まらないこの心は
最初からもしかしたら機械だったのか
人間だったお前はいいよな
どっかで誰かに問いかけられて

かわいそうにと愛をかけた
心を砕いて
君たちに渡して
崩れる僕を君たちは
笑った

人が崩れていく様を
心の壊れていく様を

それでも僕は
君に渡した
確かに渡したから
壊れても
壊れても
僕は
また僕を創る

君たちのためさ
君のためさ
他でもない
愛を君に

機械をやめよう
そう思って欲しかった
これで良いんだと
笑って欲しかった

笑って笑って
今までの虚しさのすべてを
晴らして
明るく楽しく元気よく
これが人だぜ

機械になりそうな心の奥で
僕も私も待っていたよ
きっといつかと
微笑んでいたよ

今はきっと、それでも
君たちは僕達以外の誰かに愛を求めて
そして壊れそうな心を見て
また笑うんだろう

もう持っているよ
僕達の渡したそれを
眩しくて見ないなら
他のどこに行っても

ずっと機械さ

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