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師走の帰路

冬の寒中に沈んだ夕陽の温もりがほんのり、忙しなく過ぎ去って行った日々の断片を拾いながらいつもと違う人通りの少ない道をいつもよりゆっくり、右手に一輪の薔薇と左手にケーキの箱を持って一歩一歩そっと、さあ帰ろう。

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