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夏至

水筒とお弁当をリュックに入れて電車に乗った

乗り過ごしたら名前の知らない終点の駅に着いた

色とりどりの紫陽花をカメラに撮った

駐車場の陰で寝転ぶ猫としゃべった

曇り空の下砂浜をたくさん歩いた

靴と靴下を脱いでまだ冷たい静かな海に足を浸けた


雲の向こう側に霞む夏の太陽はなんだかやさしかった

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