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ICUの患者さんは1週間で約20%の筋肉が萎縮します。 しかし熊は約半年も冬眠して、筋肉が萎縮しないといわれています。しかも、冬眠が終わると活発に動き回ります。 なぜ半年も食事をせず、寝ているだけなのに筋肉が萎縮しないのかはっきりとしたことは分っていません。 ある研究ではタンパク質の異化やエネルギー利用の代謝経路に変化がおこり、筋肉の萎縮を抑制するといわれています[1]。 現在は動物実験において、人為的に代謝を抑えることが可能なところまで研究は進んでいるようです[2]