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定年おじさん、時間はあるけど小遣いはないって、どうしたらいいのでしょうか?

《定年後の時間とお金は?》
人生100年時代と言われて久しいですね。

1990年代に国民的人気者となった双子姉妹、きんさんぎんさんが100歳超え、ということで100歳という年齢が脚光を浴びました。

日本の100歳以上の人口は約40年前には1,000人程度だったものが、昨年2021年時点では、86,510人と約86倍に増えたとのことです。

えっ、そんなに増えてるの?!という感じです。ということで、人生100年時代と言われても、あまり違和感を感じることは少なくなってきました。

でも、今年11月に65歳となる自分自身が何歳まで生きるかわからないものの、結構長生きするのではないかと予想されますが、100歳まで生きるとは想像できません(汗)

そんな人生100年時代をあまり意識せずに、58歳の時に会社でライフプランセミナーを受けました。

その時の話では、定年後に自由になる時間は、85歳まで生きるとすれば、生活必需時間を除いても、約10万時間ということで、この時間はなんと20歳から65歳までの労働時間とほぼ同じということでした。

えー、そんなにあるの?!って感じでした。これが85歳以上まで生きるとなると、それ以上の時間ができるということですね。

一方で、お金の面では、これまで給料の振込み口座の管理は専業主婦の妻に委ねてしまっていました(失敗した!)ので、小遣い制ということで、毎月妻から現金で小遣いをもらってきました。

そして、小遣いをいくらにするかは、会社での労使交渉のようなもので、その時々の年収の具合によって交渉を重ねてきました(汗)

そして、今年65歳定年を迎え、定年後は給料ではなく厚生年金と企業年金が収入源になりますので、収入は約半分近くとなり、そのまま何もしなければ大幅に減ることになります。

そういうことを妻には以前から伝えていたんですが、つい先日「来年からは小遣いなしね」といきなり言われてしまいました。

「ちょっと待ってよ。そんな殺生な!」と言いましたが、「会社に行くことなくなったら小遣いなんていらんやん」と、あっさりと言われてしまいました(涙)

《時間はあるけど、小遣いはないって?》
「小遣いなし」宣言をされ、時間はあるのに小遣いはないって、どないせぇちゅうねん!!!と心の中で叫びました(汗)

とはいえ、ここ数年は家計管理のため支出の記録を取っていましたので、改めて現在の年間手取り収入と年間支出、いわゆる年間収支をエクセルシートで一覧表にし、同じように定年後の年金手取り収入予測と現在の年間支出での年間収支表を作ってみたんですが、小遣いゼロでも年間30万円から50万円ぐらいの赤字になることがわかってしまい(涙)、妻の言う通りにせざるを得ないなと、ひとまず観念しました(笑)

《小遣いなしにどう対応するか?》
ということで、時間はあるけど、小遣いはないということは、やはり報酬のある仕事をするしかないということだと、改めて思い直しました。

そして、小遣いが減らされることは予想していたので、何らかの仕事をしようと、細々と準備をしてきましたが、何も決まったことは現時点ではありません。

そして、細々とした準備とは、人に興味があることもあり、産業カウンセラーやキャリアコンサルタント、認定コーチなどの資格を取ってきたということです。

でも、「資格なんて足の裏についたご飯粒みたいなもので、取っても食えない」と言われている通り、資格を取ったからと言って、仕事のオファーはありません。ということで、少し準備はしているものの、何もメドはたっていません。

ただ、おじさんLCCをはじめとして、いくつかのコミュニティに入って情報収集をしていますし、定年後は時間はあるので、いろいろと動いてみることはできるでしょう。

そして、キャリアコンサルタント講座で学んだ、キャリアの約8割は偶然の産物だという、クランボルツという米国の教授が提唱した計画的偶発性(プランド・ハップンスタンス)理論を心にとどめて、いずれ何らかの小遣いが稼げる仕事に、めぐり合うことを秘かに期待しています。

ということで、暗中模索はまだまだ続きますが、この後の展開をお楽しみに!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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