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もう一度新社会人に戻れたら始めたいこと3つ

私の35年超にわたる社会人生活を振り返って、若いころからもっとこうしておけばよかったなあ、と今更ながらしみじみ思うことを3つに絞ってご紹介します。

①寝る前にその日の進歩を振り返る
 人は毎日の小さな前進を積み上げることでしか進歩できません。
 寝る前に布団の中で今日一日をポジティブ方向にだけ振り返り、
「今日はこんなことができるようになった」
「今日は新たにこんなことを学んだ」
 と思い出すことにより、
 前向きになれる+睡眠の質が上がる+学びが記憶に定着する
 という効果が期待できます。
 何も考えずに酒を飲んで泥のように眠ていた日々を後悔しています。

②他人は変えられない
 いくら自分が正しいと思っても、それが受け入れないことなんて
 いくらでもあります。
 その相手(他人)を変えようとする努力の大半が無駄に終わります。
 特に、本来戦わなくて済む相手に、本気で戦ってしまうと
 得るものがないどころか、自分のダメージも大きくなります。
 もっと大人になって、何事も軽やかにスルーできていればよかったなあ、
 と今更ながらいろいろ後悔しています。
 なお、他人は変えられませんが、自分は今すぐ秒で変えられます。
 変えられない他人との無駄な戦いは徹底的に回避して、
 自分だけでその正しいことをどんどん進めていくことをお勧めします。

③聞き上手になる
 人は自分を理解してくれる人を理解し、
 自分に共感してくれる人に共感します。
 どうせ同じ時間を割くなら、
 自分がしゃべりたい気持ちをぐっとこらえて、
 たとえ目先何のメリットがなさそうな人の話でも、
 敬意と関心を持って傾聴しておいた方が、
 長い目で見ると断然トクになります。
 金正恩の周りの将軍たちのように、深くうなづきながらメモまで取れば、
 アクティブリスニングとして完璧です。
 但し、これは日本社会の中での話です。
 海外ではむしろ意識して強めに自己主張するようにしましょう。

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