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アメイジングスターから始めるポケカ生活(Cレギュレーション)

斯様に候者はノブナガと名乗る者にて候。

改めましてノブナガという大層なHNで活動しているポケカプレイヤーです。
youtubeに動画投稿する様になったら流石に名前を変えるでしょう…ミドルネームかなんかつけて。

さて、新弾ではアメイジングレアという新しいレアリティのカードが登場して話題になってますね!

どれもエネルギーをつけるのが難しい代わりにとてもカッコイイワザを持っていて宣言出来れば凄く強そうですよね!

ようやく学校も始まり、これからポケモンカードを始めるぞ!誘ってみるぞ!という方にもオススメ出来る様に今回はCレギュレーション以降のカードだけでデッキを組んでみましたので紹介いたします。

レギュレーションって何?という方でも、「あと1年はほぼ確実に使えるカードだけですよ!」と誘うきっかけにしていただいて、そこから各々の好きなデッキが見つけられるようになるといいですよね!

もちろん、現役でポケカしてるよ!という方にも次レギュレーションになってもこういうデッキが組めるよという発想の助けになれば幸いです。

デッキレシピ、コンセプト

まずはレシピをご覧ください。

アメイジングレアのカードが4種類も入ってますね!セレビィは今回のデッキでは少し使いづらいのでお休みです…ザシアンはお好みでどうぞ。

コンセプトはカッコイイポケモンのカッコイイワザを宣言してド派手に戦おう!というところを意識しました。

ガチデッキとしてこのデッキを使いたい場合、まずカプ・コケコプリズムスターなどターン制限を無視してエネルギーを付ける手段をデッキに入れてください。あくまでも今からカードを集める人が組む目安として作成したレシピになります。

早速このデッキの回し方解説です。


ゲームプランについて(初心者~中級者向け)

まずはキーになる動きとして、2ターン目にジラーチのアメイジングスターを宣言することを目指しましょう。

アメイジングスターのワザ効果は山札から基本エネルギーを7枚つけられる効果です。アメイジング!

経験者の方はご存知のことですが、ポケモンカードは1ターンに1枚しかエネルギーカードをつけることが出来ません。
ワザの宣言が必要とはいえ7枚も準備出来たらすぐに他のポケモンの準備は完了しますね!

1ターンに1枚しかエネルギーがつけられないのに3枚エネルギーが必要なワザが宣言出来るのか?出来ます!

これら3枚のカードは1枚エネルギーをつける、あるいは節約するためのカードです。1ターン分お得ということですね!

2ターン目にワザ宣言をしたいので最初のターンにしたい行動が自ずと見えてくるかと思います。つまりジラーチにエネルギー(理想は超)をつけることが必要ですね。

これが最初のターンの盤面で一番理想的な状態です。

もちろん最初のターンにエネルギーをつけられなくても上の3枚のカードのうち2枚が使えるなら問題ありません!

次の問題はアメイジングスターを宣言するだけでは意味がないことです。引いたポケモンに対して必要なエネルギーが山にあるかの確認、あるいは山にあるエネルギーと相談しながらクイックボールで持ってくるポケモンを選びましょう。

やはりオススメはライコウですね。アメイジングシュートは本当に強いです。
通常、バトルポケモン以外にダメージを与える方法は少なく、その中でさえルカリオVの例のように少ないダメージのものが一般的です。

※ルカリオVも強いカードなのでVスターターデッキも買って使ってください!

ワザを宣言するのに3枚エネルギーをつけなければいけないのは大変ですが、その分凄く強いワザだということが納得いただけたでしょうか。
アメイジング!

ザマゼンタのアメイジングシールドはわかりやすく、

次の相手の番、このポケモンは「ポケモンVMAX」からワザのダメージを受けない

とVMAXに強いと書いてありますね。今流行っているムゲンダイナデッキに弱点をついて一撃できぜつさせるのも非常に強力です。
アメイジング!

現環境トップの強力なポケモンも弱点で一撃できぜつさせられるのは重要です!

レックウザのアメイジングバーストはVMAXではないTAGTEAMなどにも有効で、エネルギー3枚で240、4枚で320ダメージを出すことが出来ます!
アメイジング!(それでもきぜつしないポケモンが出てきているのが恐ろしい)

ライコウ1体以上と、もう1種類別のアメイジングレアのポケモンが育ってしまえば、相手は何からきぜつさせていったとしても苦戦必須でしょう。

理想でいえばライコウ2体とザマゼンタでしょうか。ライコウはワザ宣言が多く出来るほど勝ちに近づくので優先して準備をしたいですね。

アメイジングスターでつけられるエネルギーは7枚、3体準備するのには2枚ほど足りないですがこういう時は基本的に3-2-2の枚数比でつけましょう。
2枚エネルギーがついているポケモンは実質的に準備が完了しています。次のターンにエネルギーをつけられればワザを宣言出来ますからね!

細かい点ですが、ライコウは雷タイプのため相手がサンダーマウンテン(後述)を貼ってくれる可能性を考えると先に草と雷エネルギーを。
ザマゼンタはくろおびを引いてくる可能性があるので雷と鋼から優先して貼るようにしましょう!

アメイジングなポケモンたちの準備が出来たらいよいよ攻撃開始です!多分ここまでにサイドを2枚ほど取られてしまっているでしょう。猶予は4ターンですね。
デデンネGX、クロバットVなどを出してしまっているならば3ターンで決めてしまいたいですが実は正直難しいかもしれません。
なるべく序盤に頼らないように、でも2ターン目にアメイジングスターを宣言するために必要ならば思い切って頼っていきましょう!

ライコウはバトル場とベンチポケモンをきぜつさせて実質サイドを2枚取れるワザ。(もちろんGX,V,VMAXなど体力の高いポケモンはきぜつしませんが次のワザできぜつさせることが出来るので、問題ありません)

ザマゼンタは単体でサイドを取るのはせいぜい2枚かもしれませんがタイプ相性やライコウと合わせて3枚取ることも可能です。

レックウザはTAGTEAMやVMAXを一撃できぜつさせられるのでサイドを3枚取れるワザと仮定して話を進めていきます。

3回の攻撃でサイドを6枚取るにはライコウ2回とレックウザ、ザマゼンタを絡めるのが必要そうですね。相手がVMAXを2回してくるようなデッキならばレックウザとザマゼンタだけでも大丈夫かもしれません。

ということで3ターン目からはライコウなどで順当に戦っていければ間に合いそうです。

ポケモンと、あなたの勝利への準備は整いました。あとは勝利するのに必要なサイド6枚を取るためにどのポケモンを倒すかを考えていきましょう。

一般的なデッキではデデンネGX、あるいはクロバットVが場に並んでいることが多いと思うので、ボスの指令を使うことが出来ればいつでもサイドを2枚取ることが出来るでしょう。残り4枚です。
今のポケモンカードはVMAXまたはTAGTEAMといった大型なポケモンが主流なため、これらを1体きぜつさせればサイドが3枚取れて残りのサイドは1枚です。
1枚のサイドはアメイジングシュートで適当なポケモンをきぜつさせれば取ることが出来ますね。なるべく以下のようなベンチにいるだけで強力なポケモンを狙いましょう!

まとめると、
3ターン目:相手のバトル場のVMAXとベンチのポケモンにアメイジングシュートでサイドを1枚ゲット!
4ターン目:相手のバトル場のVMAXを倒してサイドを3枚ゲット!
5ターン目:相手のデデンネGX、クロバットV(または体力の低いポケモン2体にアメイジングシュート)を倒してサイドを2枚ゲット!

これで相手より先にサイドを6枚取り切ることが出来そうです。

このデッキの特徴として、核になるポケモンたちが全てサイドを1枚しか取られないポケモンだということがあり、同時に回収ネットの範囲が非常に広いことが挙げられます。

このデッキにおいてはほとんどの場合でポケモンいれかえの上位互換になるということですね。
ご存知の方も多いと思いますが、マインドリポート(ミュウツー)+さるぢえ(ヤレユータン)+回収ネットのコンボでトラッシュのサポートを好きなタイミングで複数回使い回すことが出来ます。

高騰しているボスの指令の枚数が少なくても足りるのが人によっては大きな魅力の一つになるかもしれませんね。

簡単なゲームプランの説明も終えたところでそれぞれのカードについて細かく解説させていただきます。


採用カード解説

採用カードの解説からは理由を説明する必要が出てくるため少々具体的な話が出てきます。
初心者の方はわからないところが出てくるかもしれませんが、あまり難しく考えずとりあえず読み流すなり質問なりしていただけると幸いです。
今後のデッキの組み方の一つの案として頭の片隅においていただければ恐悦至極にて候。

各種アメイジング
3:ジラーチ
3:ライコウ
1:ザマゼンタ
1:レックウザ

ジラーチとライコウはデッキの核、かつ2ターン目までに2枚必要なことが多いので3枚。4枚あっても使えるほどエネルギー拘束は軽くありません。増やすならライコウの4枚目よりもスーパーボールなどライコウを探すカードになると思います。(ソニアはサポート権を使ってしまうのでこのデッキには不向きかと思います)
ザマゼンタ、レックウザは引いた方あるいは的確な方を出してください。両方出す場面はそんなになさそうですが、ザマゼンタは後述のくろおびの恩恵が受けられるためアメイジングスター後に出しても十分にエネルギー加速が間に合います。

1:ニャスパー

Cレギュレーション以降のたねポケモンで最もライコウと相性が良いと感じたアタッカー。のっているダメカンの数×20ダメージということは、
・10ダメージのっているポケモンに使用→20ダメージ→合計30ダメージ
・120ダメージのっているポケモンに使用→240ダメージ→合計360ダメージ
とダメカンを3倍にするということだと某竜王さんがおっしゃってました。凄く説明しやすい。
例にも上げましたがアメイジングシュートの対象にしたポケモンをほぼ確実に、しかもベンチにいる状態で倒すことが出来ます。
超エネルギー以外は無色のため、山札にあるエネルギーの色をそこまで気にしなくても良いのが助かりますね。
とはいえほとんどの場合でアメイジングなポケモンたちの方が強力なので、使うケースは限られていそうな1枚。エネルギー拘束が緩いので使うかな、程度の感覚でまずは良いと思います。記事書く直前に入れた調整枠。

1:ヤレユータン

一般的なデッキの用途として、
・博士の研究でトラッシュしたくないカードを戻す
・相手のマリィに備えて山上にサポートを置いておく
加えてこのデッキの場合として、
・ジラーチの特性で2枚とも欲しかった時
・アメイジングスター前につけたいエネルギーを山に戻す
・ミュウツーと合わせてサポートをトラッシュから加える
など役割が多岐に渡ります。
体感2枚あっても良さそうな枠ですが、なくてもなんとかなるといえばなるので現状1枚です。

1:ミュウツー

ジラーチ、ヤレユータンがいるので採用しました。
地味にひきさく効果(=バトルポケモンにかかっている効果を無視)があるのでワザを宣言することもあるかもしれません。

1:デデンネGX
1:クロバットV

おなじみドロー系の特性を持ったポケモンです。
必要ターンにパーツを揃えなければならないのでサポート以外のドロー手段が必要であり、そのための採用となりました。
使用を極力控えるに越したことはありませんが、使う時は思い切って使いましょう。
また、このデッキはGXワザの権利が余るデッキなのでビリリターンGXが宣言出来ることは非常に重要なことなので忘れないようにしましょう。
余った雷エネルギーのつける先として最有力候補です。マリィ+ビリリターンで1ターン貰えれば御の字、貰えなくともサイドレース的に1ターン貰えることになるので上手く打点調整しながら使うことが出来れば勝ちが大きく近づきます。
クロバットVは高いならば妥協しても構いません。散らした方が1ターンに両方使える瞬間があるので分けているだけなので、デデンネGX2枚や他のカードに変えても大丈夫です。

4:クイックボール

ポケモンを安定して持ってこれるグッズがこれしかないので4枚採用。
ポケモン通信を使うにはポケモンの枚数が少ないと思います。増やすならスーパーボールなどになるかと思います。

3:回収ネット

ポケモンいれかえでありながら、不要なポケモンを盤面から消すことが出来るので相手に下手な勝ち筋を与えないように出来る非GX,Vの特権カードです。
非常に強力なため4枚!としておりましたが、後述のとりつかいなどもあり意外と使い切ることもなかったため調整して3枚となりました。

2:ふうせん

このデッキのポケモン全員の逃げるエネルギーを賄えるどうぐで、Bレギュレーションのジラーチにはつけてもあまり効果がなかったことから大きな差別化になるポイントだと思います。
場に1体ふうせんがついているポケモンがいる状態(理想はジラーチ)を作れると試合運びが楽になるので2枚採用です。

2:くろおび
1:メタルソーサー

このデッキのキーカードです。
2ターン目にジラーチがワザ宣言するために重要なカードになります。
メタルソーサーに関してはジラーチにつける以外の運用がないため1枚のみの採用としました。
くろおびは相手に先にサイドを取られていないと発動しませんが、最初のターンにジラーチを2体準備しておき、片方にエネルギーをつけておくことで手札にあるくろおびをより強く活かせると考えています。

A:自分の場のポケモンが誰もきぜつしないケース
→オルタージェネシスGXを宣言されているのでもなければゲームスピードに影響が出ないため問題ありません。
B:エネルギーがついていないポケモンがきぜつするケース
→エネルギーがついているジラーチにくろおびを貼ることでワザ宣言がグッと近付きます。このデッキで最も想定しているケースです。
C:エネルギーをつけたジラーチがきぜつするケース
→後攻1ターン目、あるいは先行2ターン目にボスの指令を使ってくるデッキは現状限られていますが、そうなってしまった場合はくろおび、メタルソーサー、ビートの3種類のうち2種類を揃えないと厳しくなります。

BとCのケースでくろおびを付けたいジラーチが異なるので最初のターンに付けてしまうよりは2ターン目に付けたいところですが、博士の研究やデデンネGXでトラッシュしてしまうくらいならしっかり付けておきましょう!

また、忘れてはいけませんがくろおびはザマゼンタやレックウザに付けても大活躍します。
レックウザの場合打点に影響があるためそこまで推奨はしませんが覚えておくと使う機会がある程度に。
ザマゼンタはむしろくろおび前提でデッキを動かすくらいに相性が良いので山札のエネルギー確認と合わせてくろおびがあるかどうかを大事にしながらザマゼンタを育てるのがポイントになります。

1:ふつうのつりざお

トラッシュのポケモンとエネルギーを山札に戻せるカードです。
トキワの森との相性がよく、アメイジングスター前に切りすぎたエネルギーを戻したり、デデンネGXやクロバットVを戻しておくことで最終盤にパーツを揃えるために再び使用することが出来るなど様々な場面で使うことが考えられるカードです。
エネルギー循環装置がBレギュレーションなのでそういう面もないといえば嘘になりますが、つりざお自体が非常に優秀なのでこれで良いと思います。
体感2枚採用しても良いくらいのカードですが、やはり使って即座にアドバンテージを得られるカードでないこともあり現状1枚採用に留めています。

4:博士の研究

現行レギュレーション最強の汎用ドローサポートです。
ほとんどのデッキでは4枚採用するところから始まると思います。
初心者の方にもわかるように説明すると、今使えないカードを全てトラッシュして新たにカードを7枚引けるカードです。
このトラッシュするところが非常に強力たる所以で、山札の枚数が単純に少なくなります。
そうすることで、後半にマリィやリセットスタンプなどで妨害されたとしても使えない瞬間があるカードを引きづらくなる副次的効果があります。

マリィ、リセットスタンプの画像

引ける枚数が最大(ムゲンダイナ相手のエリカのおもてなしを除いて)なこと、デッキを圧縮出来ることから文句なしの4枚です。

3:とりつかい

最近評価が上がってきたドローサポートです。
単純にカードを3枚引く効果も及第点ですし、いれかえ効果がついているのが嬉しいですね。
このデッキでは複数のジラーチが効果をそれぞれ使うためにも使えますし、2ターン目の動きとしてベンチにエネルギーのついたジラーチがいるのでそれをバトル場に送り出してあげる役割があるとても重要なカードになります。
複数のジラーチが効果を使う目的で使用する際、ジラーチの特性上デッキトップのカードは既に見ているカードになることでしょう。
そのカードが不要であればクイックボールやトキワの森の効果を利用してデッキをシャッフルするなど調整を行ってから使用するのが地味ながら重要なポイントになりますので意識してプレイしてみてください。

3:マリィ

ドローサポートを合わせて10枚は積みたかったため残りはこのカードになりました。
エネルギーを山に戻せる点や、リセットスタンプの入っていないこのデッキで手札に干渉する方法として3枚の採用です。
デデンネGXの項目でも取り上げましたがビリリターンGXとの相性が抜群のため使いどきを考えながらプレイすると上達に繋がると思います。

2:ビート

影の主役カードです。
アメイジングスターのポケモンを強く使うためにはエネルギーを早くつける必要があり、このカードはその部分を担ってくれます。
ジラーチに使う展開は勿論、レックウザが急に4エネ、5エネをつける展開やザマゼンタがくろおびと合わせて1ターンでワザを宣言するなど非常に奇襲効果も高いカードになります。
ドロー効果がついておらず、手札が減るカードのためいつでも使えるカードではなく枚数が減ってしまいましたがそれでも2枚の枠は確保しました。
3枚積んでも良いと思う程度に強力なカードです。

2:ボスの指令

初心者向けに記事を解説しているのにこのカードを採用するのはどうなんだ、結局高いとの声があるかもしれません。

勝ちたいならば必須カードです!

まず安くデッキを組むことを考えても、勝てなければつまらないと感じてしまうことがあるでしょう。
また、ベンチのポケモンをバトル場に呼び出すことの重要性を学べるカードでもあります。ポケモンキャッチャーなどコインを使うカードもありますが、それ以上にこのデッキではミュウツーの効果でボスの指令を使い回せることが重要なのでやはり代用品にはならないと思います。
ミュウツーでサカキを連れてくるのも良いですよね…

今後もお世話になるカードですので、ここには是非お金をかけて欲しいなと思います。
枚数は必要な時にミュウツーから触れること、引きすぎても困ることから最小限の2枚としました。

3:トキワの森

多くの種類のエネルギーを取り回すにあたって非常に重要な1枚です。
鋼エネルギーをトラッシュしてメタルソーサーを使えるようにしたり、ジラーチの特性で確認した不要なデッキトップをシャッフルするなどエネルギーを持ってくる以外の役割も多く、序盤から貼りたいスタジアムのため3枚採用です。
変わったところでは次のターンに使いたいサポートをトラッシュし、ミュウツーでデッキトップにおいておくなどの役割にも使えるので手札をトラッシュすることの出来る強さが勉強出来ると思います。

基本エネルギー
4:草
4:雷
5:鋼
3:超
1:闘

まずはじめに、オーロラエネルギーは抜きました。
理由としてトキワの森で持ってこれないことが大きいのと、レックウザのダメージに影響しないためです。
オーロラエネルギーの枠を他の基本エネルギーの枚数にあてた方がジラーチのワザで7枚全て付けられるようにもなりますし、デッキとのシナジーを考えた結果です。

枚数比としては、
ライコウ:草、雷、鋼が必要でライコウは試合中に2体使いたいためそれぞれ2枚を。
レックウザ:草、雷、闘が必要なのでそれぞれ1枚を。
ザマゼンタ:雷、闘、鋼が必要なのでそれぞれ1枚を。
(レックウザとザマゼンタはどちらかしか使わない想定のため、共通する雷、闘を2枚増やすのではなく重複して1枚としました。)
ジラーチ:超、闘、鋼が必要なのでそれぞれ1枚を。

上記より、
草3、雷3、鋼4、闘2、超1が導かれました(数学っぽい言い回しになってますね)。
これらが最低枚数なのでそれぞれ1枚ずつサイド落ちや序盤にトラッシュなど余裕を見るために+1します。
草4、雷4、鋼5、闘3、超2となりますね。

くろおびは実質闘エネルギーであり、2枚入っているのでその分減らしても良いと考えました。
また、ジラーチでワザを宣言するコンセプトの中で唯一加速手段がないのが超エネルギーのため、序盤に引き込みたいことから1枚多めに採用することになりました。

以上の式を元に考えた比率が、
草4、雷4、鋼5、闘1、超3となりました。

超エネルギーが1枚余るので、ここを活かせるアタッカーを考えたところニャスパーに焦点が当たったというところです。
シンボラーのサイコダメージは(30+ダメージ×10)のため、アメイジングシュート後に相手の体力を270にすることが出来ます。少し前のTAGTEAMの時代ならばこのカードで良かったのですがVMAXを相手にするには厳しいところですね。

 調整候補カード

実質唯一仲間外れにしてしまったアメイジングレアです。(セレビィは進化デッキでない場合有効に使うのは相手次第なため)
VMAXがいるだけで火力があがる、という利点はあるもののダメージが300では倒せるVMAXもおらず、くろおびの恩恵も受けられないことや、闘タイプの強みでザマゼンタで戦うことに決めました。
倒したいポケモンを意識して採用するなら大いに価値はあると思います。

今回採用を迷った1枚です。
というのも4エネルギーを要求されるので非常に枚数がシビアになる点と、ワザを使えるかどうかが結局相手依存になることから見送りました。
サブアタッカーの枠なのでニャスパーと調整の枠だと思います。

エネルギーを加速しながら30ダメージを与えられる強力なポケモンです。
このカードを採用するならメタルソーサーを増やせるので合わせて検討しましょう。

Cレギュレーションだったので考えてみました。
しかし、カウンターゲインがBレギュレーションであることから採用を見送る形に。
エネルギーつけかえがデッキ相性的にも悪くないのでそちらを採用する余裕があればメイと合わせて採用すると非常に強そうです。

試行回数を稼ぎやすくするカードです。
ターボパッチは枠の都合で抜けましたが全員にワンチャンスを作れるので面白いカードです。
タフネスマントはザマゼンタに付けるのが最も強そうですがくろおびを持つことからライコウに付けて大型を誘うのが目的になりそうです。

ズガドーンの項目でも触れましたがサイドを取られる回数の多いこのデッキとの相性が抜群です。2ターン目の安定感も上がりますね。
しかし、そのターン以外でトレーナーに触れたいタイミングがあまり想定出来なかったのと、初ターンに使えないことから序盤にデッキを回したいこのデッキでは採用するのを難しく感じました。
使うならばエネルギーつけかえやメタルソーサーなどピンポイントで持ってきて強いカードと組み合わせての採用になると思います。書いてあることは凄く強いカードです。

番外編(Bレギュレーション)
コンセプトとしてCレギュレーション以降で組みましたので簡単な考えだけで以下に記します。
しっかり考えればもっと良いカードあると思うので余裕があったらオリジナルで組んでみてください!

持ってるならば入れましょう。絶対に。特に前者。

回収ネットとの相性が非常に良いです。ヤレユータンの増量と合わせてより一層の検討を。

このカードがあるならアメイジングレア以外のカードでも戦いやすくなります。例えばルギア、ズガドーンもそうですね。

課題点

このデッキの弱点はいくつかあり、いずれもハッキリとしたものです。

1.ダメージのあるワザを宣言出来るターンは自分のターンで数えて3ターン目以降
2.偏ったサイド落ち
3.エネルギー割り

1.わかりやすいところで言えばこのカードですね。

こちらがアメイジングスターを使ってエネルギーを付けてるターンと同速以上でオルタージェネシスGXが飛んできます。猶予が3ターンしかありません。
こちらが先にアメイジングスターが宣言出来ていればレックウザで三神をきぜつさせられるのですが、相手の方が早い場合にはボスの指令でレックウザを倒されたり、そうでなくとも残されたターンが2ターンしかないので間に合わなくなってしまいます。

まとめると非常に厳しい戦いを強いられることになります。
フェアリーポケモンを入れるのはともかく、デッキにフェアリーエネルギーを入れる余裕がないので弱点を付くのは難しいですね…。
一応こういうカードが存在します。

GXワザの権利が余るデッキなのでお互いに封じてしまうこのカードが採用出来ます。とはいえ、エネルギーをラティオスGXに付けた場合2ターン目にジラーチがワザを宣言するのが難しくなるでしょう。
更には今主流のデッキタイプであれば後攻1ターン目にオルタージェネシスGXが飛んでくることもしばしば。
やっぱり非GX・Vタイプのデッキはこのカードが鬼門ですね…。

というところから以下のようなデッキタイプを考えてみました。
使用感を踏まえて需要があれば解説記事を追加で書くかもしれません。

2.例えば草エネルギー、雷エネルギーなどが4枚サイドに落ちるとどうしようもありません。エネルギーが大量に落ちてしまうパターンや反対にアタッカーがサイドに落ちてしまうと手札に加える頃には既に使えない状態になっていることが多いでしょう。多色バレットデッキの宿命ですね。

やろうと思ったことが途中で出来ないことに気付いた!とならないように、山札を最初に確認するときにそれぞれエネルギーが何枚あるのか、ポケモンは何がデッキ(&手札&場)にあるのかを確認する癖を付けましょう!

3.ターボパッチを抜いてしまっているので一度準備をしたポケモンが動けなくなると非常に辛いです。遊んでいる周りの環境を意識してデッキ構築を変えてみるのが良いと思います。
ガチデッキとしてこのデッキを使いたい場合、まずカプ・コケコ プリズムスターなどターン制限を無視してエネルギーを付ける手段をデッキに入れてください。あくまでも今からカードを集める人が組む目安として作成したレシピになります。(大事なことなので2度言いました)

結び

いかがでしたでしょうか!(死語予定)
まだレギュレーション落ちを考えるには早いところがありますが、しばらく使えるデッキが欲しい新規の方向けに考えたデッキになりました!

営業自粛が徐々に解除されてきてカードショップに行けるようにもなってきましたし、スペースも少しずつ使えるようになってきたのは嬉しいところですが、まだまだ気を緩めずにしっかりと予防などをして、公式や店舗の指示にしたがって楽しくポケカを遊びましょう!

派手さを重視したため、初心者にオススメ出来るデッキかというと正直難しいデッキに仕上がってしまったかとも思いますのでそこは反省点ですね。
それでも個性派なデッキを使いたいという方は一度試してみてください!

近況報告

筆者は京都を中心に大阪神戸などで遊べるポケカ仲間を作ろうとこれから活動していけたら良いなと思っておりますのでお近くの方は是非誘っていただければと。いや本当に。
注意事項として下の写真の侍が来ます。







※私服&地毛です!!


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