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【金門島に素敵なカフェはあるか?】

4月の清明節の連休に、金門島へ旅行に行った。なんと約5年ぶりの金門旅行だったのだが、金門旅行で気になっていることがあった。それが「金門に良さげなカフェはあるのか?」という疑問だった。

金門島は、中国大陸の廈門沖数kmの場所に位置する小さな島だ。今年の旅行が金門2回目となるのだが、台湾よりも福建省の趣を強く感じる独特の街の風景は、台湾旅行に慣れた人にとっても、新鮮な体験になりそうだ。

そんな金門島、地理的に台湾島からの旅行客はまだまだ多いとは言えず、インスタ映えするスポットもまだまだ少ない。それが昔懐かしい感じで楽しいとも言えるが、ことカフェとなると、全般的に数が少ないようだ(特に今風のおしゃれカフェ)。

金城の老街。夜になるととても静か

金門島におしゃれカフェはあるか?と思いGooglemapを日々眺めていると、金門島最大の町・金城に一軒良さそうなカフェを見つけた。バスターミナルから近いようだし、旅行中に実際に訪れてみた。

おしゃれで開放的な外観のカフェ

「小島商號」は、市街地の一角にある小さなカフェ。正面は木材をふんだんに使って、温かい印象を受ける。(写真左側の窓は跳ね上げ式になっていて、営業中は全面開放だ)

金城で若者向けのカフェが少ないからだろうか、店内は案外混んでいて、何とか一席確保することができた。

コーヒーは、美式から手沖まで各種用意されて、コーヒー好きが来ても満足できそうだ。今回筆者が注文したコーヒーは台東の流涙谷というコーヒーだ。これ、1月に台東・成功のカフェ「行動者咖啡」で飲んだ豆と同じだ。おおっ!台東から海を越えて、金門まで流涙谷コーヒーがやって来たんだなあ、ととても感慨深い。値段も180元と台湾コーヒーにしてはリーズナブル。連日の街歩きで疲れた体をしばし休めることができた。

台東・流涙谷コーヒーと3ヶ月ぶりに出会う

離島の夜は早い。お店の閉店時間は18:00。夕飯時には家に帰らなければならない。夜は、伝統家屋の民宿で静かに過ごすことにしよう。

夕方6時で店じまい

金門島では、他にも印象的なカフェに出会った。次回は、歴史建築を活用した「映える」レトロカフェを紹介したい。

【店舗情報】
「小島商號」
住所:金門縣金城鎮中興路205巷10號
営業時間:10:00~18:00(無休)

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