徳島へ〜⑥ 大麻比古神社
徳島の二日目は、坂東駅へ。バルトの楽園のセットにたどり着き
鳴ちゅるうどんを食べて霊山寺へ。
二番札所には行かず、霊山寺の奥にある大麻比古神社へと向かう。お寺のそばに大きな赤い鳥居があり、
その後、延々と石灯籠の参道を歩く。やたらとタクシーが走ってるなと思ったら、中々の距離。でも、春の陽気が気持ちよく、川岸をずっと歩いて行くのだけど、向こう岸に鳴門ドイツ館と呼ばれる建物が見える。
紅い橋を渡って見えてきたのが
あ!あそこにいるのは、、、、、!
神馬だ!白馬で神々しい!
そして境内に足を踏み入れると御神木の大楠が!
樹齢千年を超える御神木で境内の空気を全て浄化してくれているような樹だ!ここでパワースポットなどという使い古された言葉は言いたくない。この大楠の近くにいるだけで心が静かになっていった。
さすが阿波国一の宮。立派なたたずまいだ。
摂社もたくさんあり美しく整備されている。そして本殿の奥であっと声を出してしまった。
静寂の中、緑にきらめく池には小さな「めがね橋」と呼ばれる橋がかかっている。
なんでこんな色の池になっているのだろう。あまりにも美しくて戸惑ってしまう。
その先にあるのが、「ドイツ橋」。
この横には看板があり、板東俘虜収容所で収監されていたドイツ兵が坂東に住む人たちの感謝のために作られた橋だという。
この日まで板東俘虜収容所のことは何も知らなかった。舩本うどんへの道を間違ってロケセットを見るまでそんな歴史があるとは本当に無知だった。川向こうに見えたドイツ館に行けばもっと詳しい歴史を知ることができたらしいのに休館日だったことが残念で仕方がない。しかし、この町で大きな気付きをいただいたような、そして宿題をもらったような気持ちになっていた。
23.3.27~徳島⑥
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