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「聖徳太子と法隆寺」奈良国立博物館

今回の奈良行きは3日間。初日はまず、荷物をJR奈良駅前のホテルに預けて駅前からくるくるバスみたいなんに乗って県庁まで行く。

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雨やしね。
奈良公園で鹿に挨拶しつつ、

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本日のメイン、奈良国立博物館の聖徳太子展へー!!ーーー!

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最近、厩戸皇子はいたけど聖徳太子はいなかった論を読んでいて、はーーつまらんな、これが浪漫のない真面目が言う論か。。。と思ってたけど、博物館で聖徳太子信仰をまじまじまじと見てみたら、こんなに亡くなった後に聖徳太子すげーーって言わせる聖徳太子がすごい!太子やばいで!って気持ちになった。少し前に法隆寺に行ってたのも相まって、ほんまにおもしろかったわ。ごくろうさん聖徳太子摂政に(593年)ってのが嘘でもみんなにずっと忘れられずに覚えられてるのがすごいよな!
今回の目玉は国宝の聖徳太子坐像でこの前法隆寺に行った時にも行った五重塔のある西伽藍の隣にある別院の秘仏として鎮座してる像で、これがユーモラスですごい。今回は真面目に、イヤホンガイドもつけて(何故かナビゲーターは杏)見てたのでめちゃくちゃ堪能したわ。その太子像は、X線でみたら、中には菩薩が入ってるんやけど、その顔がちょうど太子の口の辺りにあるねんて。つまり、太子は弥勒菩薩の生まれ変わりでその説法を太子を通して言うてるよってことやねんてー。とかの能書きよりもほんまに可愛らしく、先日行った時は秘仏で一年に一回しか見れませんと言われてへーーー、と、納得してたけど、周りの扉の奥に入っている弟や息子たちと共に国立博物館に出張していて、毎日晒されてると思うと、がんばれ!って気持ちになるwってか、この後は東京の国立博物館みたいな遠くに長期出張やって!でもほんまに一連の仏さんは素晴らしかったので、日出処の天使に震えた人是非面白かったので、予約して見に来てください。(奈良国立博物館は、当日でもすいていたら見れるけど、予約すると時間どおりに入れるの、これも楽やね。私は11時半に予約してたのでスタバで時間潰してたからよかったのかわからんけどw)


そして、次は大好き仏像館へ。

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今回の目玉は、吉野の金峯山寺の山門が解体修理中やから、奈良国立博物館に入院後に展示されている金剛力士像!これは!日本で東大寺の南大門に次ぐ2番目にでかい!金剛力士像とのことで、なんとこれだけ撮影OKでパチパチ。それは知らずケータイしか持ってきてなかった自分を責めたわwやーーーーん、でかくてかっこよくてすごい!あんなにでかいのにトータルでフォルムを考えられる仏師ってヤヴァイな!って気持ちになる。デカすぎて人間と一緒に撮りたくなったわ。大きさの参考にタバコと撮るみたいな感じでw

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いやはや、他の仏像館の仏たちも含めて堪能して、廃仏毀釈のアホらしさ、いや、もっと悪い言葉で言いたい、クソやな、について思いを馳せると、古墳が天皇陵で宮内庁ぼけなすや!調査もせずに!ぷんぷん!と思った事はまだましやな、って気持ちになる。天皇陵はちゃんと保全保管してくれてるしね。奈良の国立博物館の仏像館にあるのは、超ボケナスな廃仏毀釈の時に集まった仏像が大半やからね。あの!興福寺のスター、阿修羅像も興福寺に国宝館ができるまでここで休んでたんやからな。はー。ほんまに仏像館ありがとう。奈良国立博物館の特別展に行った時は、仏像館はセットで見れるので一緒に見てなー!!


で、博物館を出た時はもう鹿にあっても、あー鹿ですね🦌。。。って感じになってます。ふふふ。こうなったらこっちのものですね。奈良を体に取り込んでいる感じです。

21.5.5

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