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また来た長谷寺!隠口(こもりく)とは。。。。〜室生寺長谷寺一泊旅②

ホテルは定宿のカンデオホテルズ奈良橿原。いつ行っても清潔で気持ちいい宿で「いまなら。キャンペーン」のチケットでつけた朝ごはんをホテルで食べてから先生を駅まで送ってから友人と大和八木駅から長谷寺駅へ。

今回はいつもより綺麗にサーブできたかもしれない。カレーはやはり無理だった。

雨が降るかもと思ってたけどそんなに降らずによかった。傘は結局買っていない。

長谷寺の過去現在未来の石段を登って、12時前には本堂へ。

石段の左右の牡丹が傘をかぶっていてとても可愛らしい。

12時の法螺貝を聞いてから、

本堂の大きな十一面観音にご挨拶し、左右の難陀竜王と雨宝童子の可憐さを愛でる。

長谷寺と言えばよく写されるこの構図の仏さんはびんずるさんですw
長谷寺では堂内に入れてもらっているびんずるさん。
写真を撮ったらよくなでさせていただくように!

本堂の舞台から山々が靄っているのをうっとり眺める。

三重塔のある石段ではない参拝道を歩いて降りて行くと、少し雨が降ってきたので、山門の目の前の「酢屋長」でにゅうめんを頂く。

いつもの田中屋さんはお休みで酢屋長へ。たけのこご飯付き

帰りに、長谷山口坐神社に寄る。ここは長谷寺よりも古い歴史を持ってるらしい。

この前、一人飛鳥へレンタサイクルで行った時に、奈良県立万葉博物館で「特別展「こもりくの初瀬 祈りのかたち」を見て、近江から御神木が長谷寺までやって来てあの十一面観音になったこと、奈良県桜井市初瀬は『万葉集』に「隠口(こもりく)の」の枕詞を冠してよばれた「泊瀬」にあたり、「こもりく」とは周りを山々に囲まれた隠れた土地の意味で、古来神々が鎮まる神聖な地とされてきたことを知った。今の長谷寺からその様な暗い空気を感じることは余りない。これは長谷寺がここにできたことで今までのそこに立ち込めたくぐもった気が浄化されたからではないだろうか。

ここ最近よく長谷寺に行く機会に恵まれ、それも友達との御縁で行くことなってしまうのでどんどん長谷寺が好きになるわ。長谷寺の釣燈籠を寄贈したい気持ち。いくらぐらいするのかと検索したけどわからなかった。誰か知ってる人がいたら教えてください。
と、言ってたら友達が調べてくれた。ふむふむ。。。

家に帰って、白洲正子の書いた古寺巡礼の室生寺と長谷寺のところを読んで私の理解はまだまだ及ばないなあと思う。私にはポエジーが足りないのがあかんとこやね。。。

4時半には帰ってたくさんの石段を登ったなあと思いながらベッドへ。たくさん寝れるかと思ったけど何故か疲れ過ぎたのか寝られなかった。

23.1.23


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