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室生寺と大和八木〜室生寺長谷寺一泊旅①

またしても奈良を案内する一泊の旅に行ってきました。今回は彫金の先生と友人と三人で行くのでゆっくり目に予定を組みました。なので、そんなに早起きせずとも行けたのでよかったなと思ってたら、神戸の阪神御影を出て近鉄上本町駅で乗り換えるはずが、気がついたら今里で!、布施で降りて、名張行きに乗り換え、みんなとの待ち合わせの時間になんとか到着することができました。早めの電車に乗ってたのがよかったです。ふーw

仁王門

近鉄室生山口駅前のバス停からバスに乗り室生寺へ。室生寺は長谷寺よりももっと鄙びた趣の山寺で、それ故に石段がなかなか手強い。途中先生がもう登るのをやめよかなと言ったのを、友人が手を繋いで登ってくれたのがよかった。友達は優しいな。

最初の石段 鎧坂

最初に宝物殿へ入って、室生寺式の極彩色の後輪でふっくらした仏像を拝見する。

本尊の如意輪観音のおられる本堂

その後、金堂でみっちりと平安前期の仏像たちを浴びて、本堂で如意輪観音を拝む。前にみた時の記憶では台の上に一人ぽつんと座ってらしたと思ったのに、お厨子の中におられた。それぐらいあの仏さんに集中してみてたんやなと思う。ここの如意輪観音は日本3大如意輪観音の一つでここで西宮の神呪寺に同じく日本3大如意輪観音の一つがおられると知って、ご開帳の時に伺ってうっとりしたんだったなあと思ってたら、もう一つの日本3大如意輪観音が河内長野の観心寺にある事もそこに書いてあって、先生が見に行きたいわと言われたので、今年の秘仏ご開帳の日に見にいこうって話になった。これで3大全部見れるわ〜!楽しみ

日本一小さいと言われる五重塔を望んでから、

奥の院へと。そこまではとても遠く階段が大変だったけど、やはり奥まで行ってよかったな。登ったな〜って達成感がある。そこには弘法大師空海像を祀る御影堂がある。

室生寺へと歩む太鼓橋の手前にある料理旅館

帰りのバスの時間まで土門拳の定宿だった橋本屋でビールを飲む。この日はとても寒くなると言われていたので、土門拳が何度も室生寺を訪れても雪の室生を撮影することは中々難しかったというのが見れるかと思ったのに、寒いけれどとても良い天気で雪の五重塔は拝めなかった。そう簡単に出会えるものではないよねw

この本は何度も読み返す↑ 美しい写真と土門拳の若々しい文章が素晴らしい。

帰りにバスで大野寺で降りて磨崖仏を拝見。前に来た時は宇陀川がごうごうと流れる水の多い日だったので、仏様を厳しく神々しく見せていたけど、今回は穏やかで優しい仏さんに見えたわ。

磨崖仏

歩いて駅まで行って大和八木へ。4時半ぐらいに着いて、チェックインしたら予約していた5時の如意の時間!美味しいお料理をいただいて、

如意のお刺身!

その後、ワインバーへ行こうとしたらその日はお休みで下のバーでワインを飲んでから部屋に戻り、私の部屋で泡を飲んだり楽しかった。先生のお話は奥が深い。

しばらく寝てからお風呂に行ったはずwそうやってこの日は過ぎて行った

23.1.22


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