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DIC川村記念美術館と今年の写真展 「黄金の翼よ」 SCENE2024~KOBE*HEART FOTO倶楽部

今年も私たちの写真展、SCENE2024~KOBE*HEART FOTO倶楽部が終了しました。来ていただいたたくさんの皆様ありがとうございました。

今回のDM

今回の私の作品は、

黄金の翼よ

「旅くじ」なるものを引いて「成田」と出た。憧れの川村美術館への訪問が叶いムーアのブロンズ像に出会う。この像には名前がない。旅へと羽ばたこうとする金色の鳥に見える。そうやって私もここまでやって来たのだ。

DIC川村記念美術館 美術館

このnoteにも書いた昨年、千葉のDIC川村記念美術館へ行った時の写真です。西成の入船温泉にあったpeach航空の「旅くじ」に導かれ、成田へと行き、ずっと憧れていた川村美術館の、マーク・ロスコの作品に囲まれる「ロスコ・ルーム」へ行くことができました。

川村美術館は絵本のような二つの塔の入り口から入り、マーク・ロスコを始め、レンブラントから印象派、ポップアートまでわかりやすくセンスのあるコレクションで、アートをゆっくり堪能できます。

付属のレストラン「レストラン ベルヴェデーレ」も素晴らしく、私は贅沢な時間を楽しむことができました。

美しい眺めという意味のレストラン ベルヴェデーレ

美術館の周りには、広大なお庭があり、四季折々の草花と森の中に彫刻が転々と立っており、その中で出会ったのが、今回の写真展に出展したヘンリー・ムーアの「ブロンズの形態」です

実は、ものすごく大きい。

写真展の1日前に作品の搬入があり、その前日に、この川村美術館の休館のニュースが飛び込んできておののきました。

あんな奇跡の様な素晴らしい空間が来年の1月で休館となり、

運営会社によりますと、美術館の経営は赤字が続いていて、資産の運用について見直しを行った結果、来年1月に休館することを決めたということです。
今後はそのまま運営を終了するか、規模を縮小して都内に移転するかのいずれかとする方針で、ことし中には決定したいとしています。

NHK 千葉 NEWS WEB 08月28日 15時22分

私を含め、信じられない想いの方はたくさんおられるでしょう。この素晴らしいコレクションを切り売りするのではなく、このままをあの場所で置き留めておく方法はないのでしょうか? アートと経営の難しさよ!昔のようにパトロンがアートを守る時代は終わったのかもしれません。
行かれる方は実際に足を運んで感じて欲しいと思います。何か良い援助とアドバイスが得られますように。。。

この成田への旅に導かれたのは必然があったのかもしれない。こうやって千葉へ連れて行ってくれた黄金の翼、いや桃色の翼のpeach航空よありがとう!たくさんの感動と学習を得た旅でした。そしてそれは今も続いています。

SCENE2024 KOBE*HEART FOTO倶楽部 2024,8/30(金)~9/1(日) @神戸元町 こうべまちづくり会館


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