「旅くじ」川村美術館への思い〜⑤
「旅くじ」2日目。
前日、成田のお不動さんへ行ったけど、到着したのが3時ごろでゆっくりと堪能できなかったので、朝早くにもう一度成田山へ行くことにした。
大浴場のお風呂に入ってからチェックアウトし、ホテルから参道をてくてく歩いて行く。
あんなにたくさんの観光客がいた参道も早朝はあまり人もまばらで、新勝寺の本堂もまだ御祈祷が始まっていないのため結界が張られたままでは入れなかった。
昨日いただけなかった御朱印を御朱印帳と共に頂く。ちょうど御朱印帳がいっぱいになっていたので、新しいのをどこか気に入ったお寺で買おうと思っていた。(でも御朱印を書かれる方は愛想なかったw
来た道を戻り京成成田駅へ。そこから京成佐倉駅まで30分ほど移動する。駅から川村美術館へのシャトルバスがあり(関西でいうところの、大山崎美術館みたいな感じ?)30分ほどすると川村美術館に到着する。
正式名称「DIC川村記念美術館」は大日本インキ化学工業の代々の川村社長が収集した美術作品のコレクションで、マーク・ロスコの作品だけの部屋で「ロスコルーム」がとても有名。
私がマーク・ロスコに感銘を受けたのは、20代の半ばに行ったNYのMOMA美術館。それまで海外旅行へ行けば美術館へは行ってたものの、観光の一部としてしか考えておらず、ミュージアムショップで何かを買うようなことはなかった。(今から思えばもったいない。街中のお土産屋さんで風景の絵葉書をたくさん買ってたにもかかわらず。アートに対しての向き合い方がわかっていなかった気がする)
その、MOMAでロスコの作品を見て、あのどす黒い赤の中に静寂さを地鳴りのように感じて、ミュージアムショップで初めてロスコのスケジュール帳を買った。スケジュール帳と言っても日本にある小さな手帳ではなく、昔のシステム手帳よりも大きくて、右に1週間の予定を書き込めるようになっていて、左がロスコの作品という1年を通しての贅沢な手帳だった。この思い出があるので、川村美術館でそんな手帳やカレンダーはあるかなと探したけど、手帳はなくて、来年のカレンダーは7500円ほどしたので諦めたのだった(その手帳は昔2500円ぐらいだったと思うんだけど、円安やししょうがないよね。。。)
と、思い出ばかり書いてて全く中に入れてないww
その川村美術館はずっと憧れで、この前東京に行った時に友人と訪れた武相荘のように東京へ行ったらぜひ訪れたいと思っていた場所なんだけど、銀座などからは遠くて、ずっと行きたいと思いながら行けてなかった。それが、今回旅くじで成田に行くことになり、調べてみると成田から30分ほどで行ける駅にあると!これは必ず訪れたいとHPを見てみた。めちゃくちゃ頭の良さそうなHPにイタリアンレストランがあると書かれている!
そこでランチを頂こうと思ってたのだけど、飛行機へのビビりから旅のしおりを作るのが前日になり、予約の電話をかけてみると御予約でいっぱいですと!!!で、お店の人は席がある場合もあるので、覗いてみてください。。と言われて悲しくなっていたのでした。
23.11.14~旅くじ⑤
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