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福知山城と田辺城

奈良のことを書くと言いながら最近、丹後のことばかりですいません。これが今回の実家編の最後のnote!

久美浜へ行った次の日、は弟は朝早くのなんば行きのバスで旅立ち、私は結局実家のある舞鶴に残ることにした。
私はカフェをしながらも、実はスタバのコーヒー豆を認めているので、コーヒー豆が無いという母のために叔母と3人で福知山へ。
丹後地方にはスタバは福知山しかなく、TSUTAYAの本屋、といっても蔦屋書店ほどオサレではないが、丹後としてはいけてる感じ、の隣にスタバがあり、田舎なので広々している。


ランチを食べて、スタバでは私はこれしか飲まないソイラテをマグで3人で飲む。ここ福知山のスタバは素敵スポットとして認識されているらしく、常時5人以上の列となっており、特筆すべきこととしては、お洒落スイーツとして機能していて甘いもんのお持ち帰り率が多い。みんな友達のおうちのおもたせで買う感じだった。しかし、バカにしてはいけない。私も丹後半島の女だ。(認識的には若狭感があるのだが)私が舞鶴に居た頃はマクドもなく、コンビニもなかった。私も舞鶴に住んでいたらわざわざ福知山にスタバのスイーツを買いに行ってうんちく後にみんなに披露したに違いない。
スタバの豆はほんまにレベル高い。外袋の茶色の濃さで豆の炒りがわかるようになっている。暇そうなスタバならその時に店員と話してこんな豆が好きだと伝えて選べるけど京都府北部唯一のスタバでそんなことはできない。(コーヒー好きなら一度買ってみて。高いけど。デパ地下ぐらいの価格。250グラム1500円ぐらい。


その後、福知山まで来たので、前は何度も通るけど私は行ったことがない福知山城に行こうかということになった。明智光秀が築城したので有名なお城である。

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もちろん復興鉄筋城なんだけど、名棟梁が作ったのもわかるほどの立派なお城で緊急事態宣言で天守閣には入れなかったんだけど、周りを一周するだけで福知山は町として裕福で文化度高いなと思わせる。


お堀もしっかり美しく見せていて、隣接するレストランやカフェもおしゃれで芝生も見事に養生されていてこんな時なので人はまばらだったけど豊かな気持ちになった。

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↑日本一深い井戸 豊磐井



では、と折角だし我が故郷の舞鶴のお城、古今伝授の細川幽斎の田辺城へも行ってみようとその足で寄ってみた。

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叔父の法事で行った桂林寺の僧兵が戦ったあの田辺城籠城があったお城である。

子供の頃住んでいた家からものすごく近くて、元明倫館という田辺藩の学校跡地に作られた我が母校、明倫小学校の隣の舞鶴公園の中に田辺城はある。
明倫館の門は小学校にあり入会式と卒業式の時にだけ開けられる立派な門だ。

さて、舞鶴公園には復興された大手門、これは私の子供の頃には全く無かった、がある。そこは立派。

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他に小さな復興されたお城っぽいものがあり、これは子供の頃からあったけど途中から資料館になって、細川護煕氏が首相の頃に見に来られたことがある。因みにその当時資料館の館長は親友のお父さんだった。子供の頃はしょっちゅう遊びに行っていたし、弟は毎日のようにちくわをエサにザリガニを釣りに行っていた。
そんな舞鶴公園に久しぶりに行ってみると!
もー!
草ぼうぼう、ぼうぼうってほんまに草ぼうぼう。

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歩いていたら服にへばりつく種の草がいっぱいついたほど。ほんまひどい。日本一美しくない城や。。。昔は立派な門は無かったけど、草ぼうぼうではなく、そして石垣の上に上がったり登ったり遊んでいたのに!ほんまにひどい。情けなくて市長に投書したくなったわ。。。


この前、和歌山城に行った時に日本各地のお城のコーナーがあり、京都府下では、亀岡城と福知山城の写真しかなくて、なんで田辺城ないねんって思ってたけどこんな城、写真があるはずないわ。誰も来てほしくない。なさけなす。。。母も叔母も久しぶりだったらしく、3人でぷりぷりしながら晩御飯を食べに行った。
舞鶴ほんまあかん。ダサすぎや。。。

21.9.13



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