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ボルボXC60リチャージ01:まさかの当選。ボルボの電動化モデル1年無料モニター

時には思いがけないことが起きるものです。
わが家にボルボがやってくることになりました。

応募したことさえ忘れていたのですが、ボルボの電動化モデル1年間無料モニターに当選したのです。おそらく、facebook の流し見をしている時に見つけてクリックしたのでしょう。

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最初に ボルボから当選のお知らせ電話を取った家族は、 申し訳ないことに新手の詐欺だと思ったようです。

私は、ちょうど 仕事で出張中でした。そこに、 妻から、こんなLINE が届いたのです。

「ちょっとさー、何かに当たったらしい、、って言う電話があったんだけど」

おや? 何に当たったんだろう?

「ボルボの一年間貸し出しモニターキャンペーンに当たったんだってよ。パパが。」

えええーっっっ!

「それで、車庫があるとか、当選を受けるとか車種選びとかの電話でした。
ボルボで何か応募した覚えがあるんですか?」

完全に疑われている私。

そう言えば、なにかネットで応募したことがあったような??

「かなり怪しんでしまった。明日16時ごろまた電話がくるそうなのでよろしくお願いします」


おおおお、 ほんとかな。応募してたかな???


さっそく メールボックスを調べてみると、昨年 2021年12月3日の夜に、ボルボカーズから、こんなメールが届いておりました。


【ボルボ】キャンペーンへのお申し込みを承りました。 
 2020年12月3日(木) 21:50 久米 信行様

この度は、ボルボ・オフィシャル・ウェブサイトよりキャンペーンにご応募いただき、誠に有難うございました。 当選の発表は、当選者の方へのご連絡をもって代えさせていただきます。(後略)


今でも、 うろ覚え なのですが、多分、 facebookのタイムラインか何かに、 ボルボのプラグインハイブリッド車1年無料モニターのキャンペーンが広告表示されて見つけたのだと思います。ちょうどこんな感じで...

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(現在も2021年6月21日まで第二弾のモニター募集をしているようです)
 https://www.volvocars.com/jp/cp/1year-hybridmonitor2

めったに広告などクリックしない私ですが、 もともとボルボに興味があった上、あまりに太っ腹な企画だったので、思わず応募してしまったのでしょう。

自慢じゃないけど、 少人数パーティでのビンゴでさえ当たったことのないクジ運の無い私 。こんな人気の高そうな大盤振る舞い企画 、しかも当選者1名のキャンペーンに当たるなどと思ってもみませんでした

そう言えば、 申し込んだ直後に、近くのボルボ販売店からセールスのメールが届いたことがありました。一応、起業家育成の大学で教えている元経営者ですので「ああそうか、モニター公募は見込み客リスト集めだったのね、やっぱりね」と妙に納得した後、忘れていたのです。


そこに 突然の電話です。

応募したことさえ忘れていたぐらいですから、家族にわざわざ話すわけもありません。 話したところで、きっと 「いいオトナが、そんなのに応募して」と愚息にまで笑われるだけでしょうし。

残念ながら、日頃、拙宅にて私にかかってくる電話の多くが怪しいセールスなのです。プライバシー厳しきご時世ですが、経営者は商法で情報公開が義務付けられているので、致し方ありません。

そんなこともあり、自宅で固定電話が鳴っても誰も電話を取りたがらないのです。 家族が不信に思うのも、やむを得ないでしょう。

翌日、一応、 指定された番号(ケータイ)に電話 をしてみると、 やはりキャンペーンに当選したとのこと。え、本当だったのか?!

でも、 なんだか心配です。元経営者の習い性で、うまい話ほど警戒してしまうのです。タダほど高いものはないという失敗を、これまで山ほど経験してきたからでしょう。

そこで、直接、ボルボのお店を訪ねて確かめることにしました。

お店に行ったら 「何ですか?その話?」 とか 「そんな担当者はおりません?」 とか言われたらどうしよう…なんて 内心おびえつつ 。


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さて、 初めて訪ねるボルボのお店 。このあたりは、外車ディーラー銀座です。メルセデス、ランボルギーニ、マセラティ、プジョー、シトロエンなどが立ち並んでいるのですが、いつも私には関係ないと素通りしているエリアです。

ガラス張りの外観からして、 なんだかシンプルで美しく北欧デザインの美意識が感じられます。とは言え、ちょっと敷居が高くて、 普段着のTシャツ(一応自社製品ですが)で訪ねてしまった私は、 ちょっと浮いていたかもしれません。

ところが、 若くて端正なご担当者Yさんが、ちゃんと待ち合わせの時間に、お店の前に直立して待っていてくれました。

そして、 お店の中にご案内くださったので、ひと安心 。だって 「このまま、どこかカフェにでも行きましょう」と言われたら怪しいでしょう。

いやいや、 まだ安心はできません。

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1年間、無料でモニターできるなんて、きっと何か裏があるのでは? とイロイロ質問してしまう疑り深い私 。なにせデフレスパイラルであらゆる修羅場を味わい、何度も騙されてきたのですから、 いつでもどこでも斜に構えてしまいがちなのです。ごめんなさい。

「ひょっとして、モニターが終わったら、そのクルマを買わなきゃいけないのですか」

あ、笑わないでくださいね。なにせ、 ボルボ車は、わが家の愛車の2倍も3倍も高いクルマなのですから。

ちょうど、クルマの買い替えのタイミングではありました。親子3世代移動やら、お客様の墨田区観光案内やらで大活躍してくれた 日産エルグランド2.5リッターのライダー仕様 が、もうすぐ10年20万kmの大台に乗るところだったのです。先日も 出先で4気筒のうち1気筒が死んで (点火コイルが成仏しました) 大変な目に遭ったばかり。

しかしながら、ちょうど、 環境問題、電動化、自動運転、シェアエコノミーなどの問題解決と技術革新の端境期 。なかなか良いクルマが見つからないのです。日本製のTシャツメーカーで、日本発ものづくり提言プロジェクトの発起人としては、なるべく国産車を選びたいという制約もあります。

そんな中、私が「ダイハツタフトがかわいくていいなあ」と言ったら、さすがに ミニバンから軽では極端すぎると家族から却下 。ちょうど 発表になったばかりの「ホンダヴェゼルがいいねー」 なんて話を次男としていたところでした。

つまり、 ボルボは高嶺の花だったのです。

さて、おびえる私の質問へのYさんの答えは…。

「そんな義務はございません。もちろん、ご希望でしたら、そのまま中古車として購入できますし、他の車種を選ぶこともできますが…。」

ふう。ちょっとだけ安心しました。 モニター後に、強制ローン地獄?になるおそれはひとまず無くなりました。なにせ70歳まで私には住宅ローンが残って おりますので。


続いての私の質問。

「わたしたちが負担するコストはあるのですか?例えば自動車保険とか」

ご存じのように、 高級な外国車は自動車保険料が高額ですし、万一、ぶつけたりぶつけられたりすることを考えると車両保険にまで入らなければなりません。保険料だけで何十万もしたらどうしよう。

「保険も私たちが負担しますので、ガソリン代や電気代だけご負担ください。」

おおおお、いいのですか。 燃料(電気)代だけ で。ほんとですか???

外国車なので割高なハイオクガソリン仕様ではありますが、 ハイブリッド車なら、今乗っている10年物20万キロ走行のミニバン、日産エルグランド(2.5リッター)よりは燃費がいいことでしょう。 レギュラーガソリン仕様とはいえ、リッター9キロも走ってくれませんので。


最後の質問は…。

「モニターって言うと、定期的にレポートを書かなくちゃいけませんか?」

なにせモニターですからね。 毎週、それどころか、毎日、SNSで発信しろと言われたらどうしようかと思ったのです。10年ほど前、日経パソコンの連載をしているころ、Apple MacBookのモニターを拝命したことがあるのですが、その時は、指定回数のネット投稿などのリクエストがありました。ただでさえ 連載コラムの原稿やらメルマガを書くのが大変で睡眠時間が少ないのに。

「1~2回、インタビューに応じていただき、広報サイトなどに登場いただくだけで結構です。」

え?それだけ? 本当にそれだけでいいの???

覚悟していただけに、逆に驚いてしまいました。

ということで、どうやら不安に慄いていたような モロモロの負担はなさそう です。

はあ。良かった。ホッとしました。


その後、 「車庫があるかどうか?」 などの簡単な条件を確認され、 だまされないぞモードだった私は、これならお請けできそうモードへと少しずつ変わって いきました。


そんな心のスキ?ができたところ、 逆にYさんからいただいた最後の質問でふいをつかれました。絶句してしまったのです。


「どのクルマをお選びになりますか?」



▼つづき

02 ちょっとおかしな私のクルマ偏愛歴1=独身時代の9台



#ボルボ #volvo #プラグインハイブリッド #写真 #日記


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