見出し画像

「教育虐待」に苦しむ子どもたち:東京新聞

東京新聞社会部奥野斐記者に取材をしていただきました。
是非、クリックして読んでみて下さい。

教育虐待という言葉が拡がっています。
一つ一つの教育虐待が、個人や家族の問題ではなく、
大人から子どもに対する社会的なマルトリートメント(不適切な扱い)
に起因して起きるものであるということが
一般的に理解されるまで、拡げていきたいと思います。

児童虐待防止推進月間である11月。

1954年に制定された世界子どもの日は11月20日。
いまや、世界中で記念行事が行われています。
その後、1959年に採択された「子供の権利宣言」は、
1989年11月に「子どもの権利条約」として国連総会で採択され、
1990年9月に発効しました。
CRC Convention on the Rights of the Child は、
子供の権利に関する条約。児童権利条約などとさまざまに訳されています。
日本子ども虐待防止学会大会も例年、11月前後に行われています。

今年は、東京都こどもの権利基本条例が4月に制定されたこともあり、
11月21日(日)に東京のウイメンズプラザで
東京都子育て協働フォーラムが開催され、
私は午前はコメンテーター、午後はコーディネーターとして登壇。
「子どもの意見表明」についての理解を深めるため、
プランニング段階から深く関わらせていただきました。
とてもいい内容のフォーラムとなりましたので、
後に動画がアーカイブで見られるようになりましたら、
もう一度、詳しくご案内させていただきます。

さて、子どもに対する社会的なマルトリートメントは
一向になくなりません。
マルトリートメントを受けた子どもたちは
そのことに気がつかない場合、
大人になったときに、無自覚なまま、
次の世代の子どもたちに
さらにマルトリートメントを繰り返してしまいます。

部活で体罰を受けてきた子どもたちが、
体罰をあたりまえと思うように。

怒鳴られて育った子どもたちが、
怒鳴らずに育てる方法を知らないように。

大量の宿題を与えられた子どもたちが、
宿題をあたりまえと考えるように。

自分よりも目上の人や大切な友達にそういうことはしませんよね?

自分は子どもたちに対してどうだろうか。
11月は、大人が自分に問いかけるきっかけの月になるといいなと思います。
日本人のほとんどは、子どもの権利について、
子どもの頃に学ぶ機会を得ていません。
ですから、大人も学ぶ機会が必要です。
是非、子どもの権利条約を繰り返し読んでみてください。

ここには、出来たての、東京都子ども基本条例を挙げておきます。

#教育虐待 #子どもの権利条約 #東京新聞 #東京都子育て協働フォーラム #児童権利条約 #社会的マルトリートメント #マルトリ予防
#一般社団法人ジェイス



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?