思わず動き出すために
依頼を受けて講演や研修をする。
事前にその土地やその業種のことを調べて準備する。
でも、種をまいても芽が出ない、苗を植えても育たないことがある。
「行った」「やった」あるいは「呼んだ」という事実は残るけれど、
聴いた人の次のアクションにつながらないことがある。
参加者の何人かが大きく反応していても、
呼んでくださった行政や団体が変わらないことがある。
それは私の工夫…なのだけれど。
1-2時間で参加者の価値観を根っこから変えるのは、とても難しい。
なにかアクションしようと思い始めるには、山がある。
ちゃんと芽を出す土壌に種を蒔きたい。
苗が枯れないように水を与えてほしい。
私が会場を去ってから、その後の面倒を見る人がいてほしい。
誰もいなくても、えいと動き出す人がいてほしい。
どんな変化を起こしたいのか。
その変化を起こすために、ともに何ができるのか。
それを一緒に考えようとする担当者の方とタッグを組んで、
仕掛けていきたい。
実は、それは都電貸し切りをしたときと同じわくわく。
ここに集った人たちがそれぞれつながって、私の知らぬ間に新しい活動が生まれますように。
投稿を読んで、60歳をどう迎えようかと考えてくれる人が出ますように。
歳をとることは悪くない、なんなら今からでも何か始めようと思ってくれる人が増えますように。
子どもたちに大人たちが楽しそうで自分も楽しかったという体験を残せますように。
都電貸し切り希望が増えちゃったら、それは副産物ね。
講演も研修も、会議も、遊びも、
最後に次へのアクションをしたくなること。
仲間意識ができていること。
しゅっぱ~つ、しんこー。
# 講演 #研修 #コミュニティワーク #還暦 #都電貸切
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