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クローズアップ現代「教育虐待」放映。これからが大事。

クローズアップ現代の出演を終えて、帰ってきました。
見て下さった方、ありがとうございました。
これからの方、見逃し配信見てくださいね。
一週間見られます。

文字起こしもこちらですぐ読めるようになると思います。


私も話すことを丁寧に考えて準備したんですが、
最終打合せの内容(40分前)と、リハーサル(15分前)のときに話したことと、本番で話したことが、少しずつ全部違う(笑)。
でも、どれも伝えたいことだったから、どれを話してもいいと思ってて。

ただ、本番は、時間内に収めないといけないと思ってちょっと固くなって、当たり障りのない話になってしまったかな~。
それでも、台本がしっかりしていたから、大丈夫だったかな。

まあ、そこは、桑子さんの胸を借りて、なるようになるさ♪って思っていました。「できるできる」  桑子さん、すてきな方でした~~~!!

実は、リハーサルと本番で、2人の男性スタッフが「泣きそうになった」って、言ってくださいました。番組作ったの、あなたたちでしょう?(笑)
終わってからも、製作スタッフたちが、親として子どものことを話し始める・・・ ああ、みんないろいろなんだなあ・・・私もね。

さて、絶対おすすめは、ウェブ記事です。
これももっといろいろ書いたんですが、字数オーバーだったので、
この投稿の最後に、カットされたところも載せちゃいますね。

濃い内容です(頑張って書いた!)。
まとめて下さったのは馬場洋輔さんなんですが、私、かなり書きました。
ぜひじっくりと読んで下さい。
この「付録」がこの番組の売りなんじゃないかな。
   ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

例えば、こんな図も出ています。

この図は、出てくる単語をどうするか、最後まで侃々諤々で、まだこれから改善するかもしれません。

そして、実際に教育虐待を受けていた視聴者からの投稿はこちら ↓ 
こんなふうなんだ、という実感がさらにわくと思います。


この番組を見てもなお、きっと反論はあると思います。
「教育は子どもに必要なんだ。それをこんなふうに否定するのか」
「今の自分は、やらされたからある。いい加減な子どもを放任したら、とんでもないことになる」
「なんでも虐待というな。なにもできなくなる」などなど。

そんなことを言っていないんですけれど。
誤解もあるのですけれど・・・。

それに「やらされて今ある」自分は「成功」かもしれないけれど、
みんなそこそこに幸せですか?、

とはいえ・・・・・今はそれでもいいのです。
まず、玉石混交のたくさんの対話が始まればいいと思います。
今のままでは、子どもたちの犠牲がもっと増えてしまうから。
みんなで考えること、振り返ること、歩み出すことが必要です。
正解を、言い出しっぺの私が答える、のではなくて、みんなで考えないと。

とはいえ(笑)、補足。
サーカスの動物だって、ムチより、お肉を与えた方が芸がうまくなるのに、
罰を与えるより、報酬を与えた方が、勉強は進むのに。
そんなことは、研究でたくさん結果が出ているのに。

教育虐待は、ムチを肯定し、罰を与えます。

適切に学びの機会を用意する方法を知らないと、
力づくで(身体的なばかりでなく、心理的暴力)強制してしまう。
そして、日本は方法を知らない人が(親のみならず、教員にも)多い。
(具体的方法については、別途、ですね)

信頼関係があれば、実は多少の罰も効果を上げるのですが、
そもそも教育虐待は、親子に信頼関係がないところや、親子が同一視されているところで起きるのです。

加えて、
勉強は楽しいもの、という感覚を持っていない日本人が多すぎます。
点数が取れる賢い子どもにとって楽しい、ではないのです。
誰にとっても学ぶことは楽しいことなのです。

でも、勉強は我慢して取り組むもの、罰、と思っている人が少なからずいるように思います。
勉強が苦しいものだとしたら、学校は苦しいことをしに行くところ?
・・・不登校になりますよね。

生放送ということで、緊張はしたけれど、
6カ月番組を考え続けて下さったディレクターの大麻俊樹さんや(右)、
最終的に取り仕切って下さったプロデューサーの神浦奈津子さん(私の隣)NHK佐賀放送局でお会いした下平明隆さんと小野修平さん。
そしてもちろん桑子真帆さん(右から2番目)
・・・などなどにお会いするのが楽しみで、ワクワクと出かけました。

そうなんです、楽しければ、人は動きます
子どもたちの毎日をもっと「楽しく」。

取材ノートに書いたように、
デンマークの子どもたちは、
9年生まで評価も宿題もなくて楽しく勉強するのに、
<世界一「競争力が高い」大人になる>んです。

たとえば、こんなふう


日本は文科省が、教育の「基本的方向性1」の中で「生き抜く力」が大事と書いている国。土曜日まで勉強させるとか・・・。

社会を生き抜く力って・・・
生き抜けない人たちも生じてしまうということ?
国は、学校教育で生き抜く力を身につけられなかった人たちに対して、フォロー態勢を用意できるのかなぁ。

振り返ってみませんか。日本の教育、自分たちの価値観。


一般社団法人ジェイスは、教育虐待を含め、さまざまな子どもの養育環境について考えたい人たちのプラットフォームになっていけるといいなと思います。ウェブサイトを確認してくださいね。


それから、『やりすぎ教育』の次の重版がまだ決まっていなくて、あと少しなんですって。まだお読みでない方、お持ちでない方は、こちらからどうぞ。やりすぎ教育=教育虐待です。私の書いた、教育虐待の本。

最新の教育虐待に関する情報を集めて掲載しているのは、ここ。

こちらの動画もまだの方は、是非。
番組では扱えなかった、教育虐待の根っこが何かを解説しています。
10-15分ずつに分割されて、見やすくなっています。よろしく!

とりあえずの今日のご報告なので、
最後に、取材ノートに掲載されなかった部分を貼り付けておきますね。
(別途、note の別記事にまとめましたので、そちらの方がわかりやすいです。取り組む方は、そちらを見てください)

**********
子どもの立場に立つためには、次の3つの練習も役立つと思います。
1)1日でもいいから「自分が誰かにされて嫌なこと・腹が立つこと、あるいは自分より立場が上の人にしない・言わないことは、子どもにしない・言わない」と決めて生活してみましょう。その結果を人に聞いてもらいます。

2)次に、子どもが親としての自分に求めていることは何かを考え、そういう親を演じて生活してみます。声のかけ方、ふるまいかた、表情、服装・・・子どもの理想の親になるのは大変だと思います。・・・自分は今のままで、子どもには非現実的な理想の子どもになることを求めていませんか?まずは、それは理不尽だと実感してみましょう。そして、この結果も人に聞いてもらいましょう。

3)また、次は、子どもへの共感力を高め、同時に、自分と子どもとの間にバウンダリー(境界線)を設けることの必要性に気づくふりかえりの練習です。自分と子どもの日常よくある生活場面を思い浮かべて(写真を使ってもいいでしょう)、そのときの子ども(C)の表情や様子から、1-4を推測、想像してみましょう。次に、子どもの1-4に対して、親の自分(P)がどう対応しているか、自分の1―4もチェックして、子どもの心に自分が対応できているかどうか吟味してみましょう。

つまり、親が必要であると考え(P2)、やらせたくて(P4)必死で(P3)強制している(P1)勉強であっても、子どもも必要だと認識(C2)し、わくわくしながら(C3)やりたい(C4)と心から思って取り組まない(C1)限り、脳はよく働かず、学力はつかないばかりか低下しかねないということに気づく必要があるのです。

この投稿が、本当に必要としている方に届きますように。
これからアクションを始めたい人たちに役立ちますように。
引き続き、どうぞよろしくお願いします。
ボトムアップで社会を変えていきましょう。

#クローズアップ現代 #教育虐待 #エデュケーショナル・マルトリートメント #社会的マルトリートメント #一般社団法人ジェイス #桑子真帆


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