ツリーハウスプロジェクトとオンラインスクール__私たちの想い
2019年の8月23〜24日、自然豊かな森の中で子どもたちがツリーハウスづくりに挑戦するSTEAMキャンプを開催しました。
銘酒「澤乃井」で有名な小澤さんをはじめ奥多摩の皆様のご協力によりスペシャルなプログラムが実現。大工棟梁やアーティスト、林業の方々と、小2から中1まで11人の子どもたちによって、ここにしかないツリーハウスの森が生まれました!
そして今年、さらに本格的で持続的なプログラムにしようと、建築家やSTEAM学習の専門家が集まり、We-Steins独自の建築xSTEAMを考えてきました。
〜 We-Steinsの建築xSTEAMプログラムで伸びてほしい力 〜
好奇心と想像力を原点に育つ「多彩能」
創造的に課題解決する力
建築や環境への関心と感性
でも新型コロナで状況は一変。
みんなが安心して安全に集まる環境をこの夏に整えるのは難しいと判断し、気持ちを切り替えて新しい可能性を探ることにしたのです。
オンラインで実現するリアルな体験
We-Steinsでは5月の連休以降、休校でおうちにいる子どもたちに本物の体験を届けたいと思い、うちたびクッキングというバーチャル農家訪問&料理イベントをはじめました。対面でのワークショップをアレンジしてオンラインの建築xSTEAMイベントもやってみたところ、大勢参加してくれました。リモートでも、五感を刺激する体験や創作的な活動は盛り上がりますね。
また、私自身この半年で50回以上のオンラインイベントに参加したり、zoomなどでの講座のファシリテーターを務めてまいりました。
その結果オンライン/リモートで(だからこそ)できることや、難しいことも少しずつ分かってきました。
そこから仲間たちで相談を重ね、環境が変わっても変えないこだわりと、オンラインならではの面白さを活かしつつ、工夫を加えたハイブリッドなプログラムを作ろうということになりました。
そして生まれたのが、1シーズン全6回のオンラインレッスンを軸とした連続的なプログラムです。リアルな体験を大切にするという理念にもとづくため、各レッスンは、子ども自身が学び続けたり遊び尽くしたりする"入り口"としての位置付けです。
さらにオンラインでの学びを体現する場として、来年の夏、奥多摩ツリーハウスプロジェクトを予定しています。子どもたちには自分なりの遊び方や学び方を「本物」を通して発揮してほしい!と考えています。
オンラインスクールとツリーハウスプロジェクトによって、アーティストの思考や建築家の視点に触れながら自分の多彩能を伸ばし、創造する楽しさを味わってほしい、それが、私たちの想いです。
《どんな環境でも変わらないこと》
・建築家&アーティストとの触れ合いから、自分の多彩能に気づく。
・"たったひとつの正解”は無いクリエイティブなプログラム:衝動(ワクワクや課題感)を原点に、アイデアをカタチにする。
・リフレクションで体験を学びに変える。
《オンラインならではの工夫》
・レッスンが終わってからが始まり:獲得した遊び方を日常に。
・それぞれ違う場所にいるからこその多様性をプログラムに反映。
・同じ材料やワークシートがおうちに届くことで実現する一体感。
※We-Steinsのプログラムコンセプトはこちらをご覧ください。
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