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自分で選んだ道を拓いていく卒業生たち 【週刊新陽 #171】

新陽高校には自分だけの「〇〇」を見つけた生徒がたくさんいます。最近では、空手道の全国大会で優勝した生徒、eスポーツの全国大会出場を決めた生徒などが、さらなる挑戦に向けて頑張っています。

自分だけの「〇〇」は、子どもの頃からの夢だったり、在学中に出会った人や体験をきっかけに見つけた目標だったり。そして卒業後も、その「〇〇」で挑戦を続けています。

今週はそんな卒業生たちの近況をお知らせします!


地元チームを盛り上げるJリーガー

まずは、2024年3月卒業の出間思努さん。現在は北海道コンサドーレ札幌に所属するプロサッカー選手です。

トップ昇格することが決まり、校内が沸いたのは昨年9月(その時の記事がこちら↓)。

今年1月に発表された2024シーズンの契約合意選手のリストの中に、FWの一人としてしっかり名前がありました。

ただしチームに入ったからと言ってプロの世界は甘くはなく、まずは試合に出場するのも大変なことのようですが、それでも6月に行われた天皇杯では貴重な1点を決めました!U-18時代に得点した経験はあるものの、プロ昇格後の初ゴールはやはり本人にとっても特別だったようです。

その出間さんが先日、短いオフの日を使って同級生2人と一緒に遊びに来てくれました!

プロの世界の話を聞かせてもらったり、2人も大学での苦労や楽しんでいることなどを話してくれたりして、久々の再会に元担任の先生も嬉しそうでした。

思わずサインをお願いしてしまいました!
同級生が揃うと高校生に戻ったようなノリ(笑)。
贈ってもらったスパイクとボール、サインボードは
学校のホールに展示します!

さまざまな顔を見せる俳優

2023年3月卒業の今井柊斗さんは、小学校の時から俳優を目指していました。その夢を叶えるため「自分をプロモーションする作品を自分で作る」と高校時代に仲間たちと映画を制作。

その映画をNPO法人映画甲子園主催の「eiga worldcup 2022」に出品し、最優秀男子演技賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞を受賞しました。

現在はエヴァーグリーン・エンタテイメントに所属し、俳優として活躍中。

昨年9月のTBS 日曜劇場『VIVANT』はドラマ自体とても話題になっていたので観ていた方も多いのではないかと思いますが、その第9話にゲスト出演し「若きバトラカ」としてネットでも注目されました。

その後も、ドラマや映画、ミュージックビデオやCMなど多数の作品に出演が続いています。様々なキャラクターを演じるなかで、役ごとに全く違う顔を見せてくれるので感心してしまいます。

本人のSNSで出演情報も随時発信されていますので、ぜひチェックしてみてください!

Instagram: https://www.instagram.com/shuto_imai/
X: https://x.com/shuto_imai_

なお現在、テレビ朝日系列の連続ドラマ『南くんが恋人!?』に主人公と同じ学校に通う男子高校生の役で出演中。手芸部部長の溝口くんという、なかなかクセ強のキャラクターで第一話から存在感を放っています。

今後の展開の中で、溝口くんがどう絡んでいくのか気になります!

ドラマ『南くんが恋人!?』出演中!
なかなかキャラが濃いです(笑)

地域活性化に取り組む大学生

2022年3月卒業の島田遼太さんは現在大学3年生。

新陽在学中は、探究コースで様々なPBLに取り組んだり、評議員長として学校生活規則の策定(校則の改定)を牽引したりしていました。

その島田さんから、先月末、嬉しいニュースが届きました。

私がサークル長を務める「まちけん」が、札幌市の「さっぽろまちキャンパス共創事業」で採択され、補助金をいただくことになりました。この事業は、学生団体が札幌市内で活動する地域団体と連携・協働して行うまちづくり活動に対して札幌市が補助金を交付し、学生の力を生かした地域コミュニティの活性化を目指すというものです。
「まちけん」では、フードロス削減啓発事業として様々な方々のご協力をいただきながら、調査やイベントの開催を行なっていきます。

私自身初めて補助金の審査会でプレゼンをしてきました。
様々な貴重な機会やご縁をいただけていることに感謝をしながら、学生として札幌市のコミュニティ活性化、課題解決ができるよう全力を尽くしていきたいと思います。

札幌大谷大学からのリリース:https://www.sapporo-otani.ac.jp/information/32672/

(24年7月30日の島田さんの投稿より)
書類審査を経てプレゼン審査に臨んだ島田さん

新陽には、『澄川学』という学校設定科目があり、生徒が地元・澄川を知るとともに地域貢献につながるアクションを起こすような学習を行っています。

実は今後、高校生と大学生が一緒になって地域活性化やまちづくりに取り組んでいこうという構想もあるので、「まちけん」の事業推進や報告にも引き続き注目していきたいと思います!

【編集後記】
自分だけの「〇〇」を見つけた新陽の先輩たち、Webサイトの『生徒ストーリー「〇〇」な人』でも紹介しています。キーワードでも検索できるので、気になる進路やキーワードをクリックしてみてください!

(櫻庭先生、写真のコラージュありがとう!)

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