ユトリロ展
横浜高島屋でやっているユトリロ展に行ってきた。
もう少し、期間が長いかと思っていたら、10月2日までだという。
もう、九月下旬なのだった。
初めて自分で選んで行ったのがユトリロだった。
たぶん、日本橋三越
それから何度か展覧会には行っていた。
最後に見たのは、「ユトリロとヴァラドン」というタイトルだったか。
確か京都のステーションギャラリーだった。
何回も見ていたはずなのに
今回とても新鮮な感じがしたのは
精緻に描かれている絵の方が多いという事だった。
何枚か、いかにも印象派みたいな、輪郭が少し曖昧なものがあり
なんとなく、自分の中で曖昧なのが主流と思い込んでいたようだ。
白の時代の絵でいいなと思った
「ベルト王妃のらせん階段の館、シャルトル」は絵葉書になっていなかった。
これは絵葉書より大きなサイズのを買って、
ふちを撮らないようにしてみたが。
写真を撮ってよいものはなかった。
名残惜しくて、出口から戻って
このトルシー・アン・ヴァロアの教会を見に戻った。
Naota_tさんに感謝。
この記事を見なかったら、横浜にユトリロがくることを知らなかった。
今回ユトリロが 71歳まで生きたことを知った。
なんとなくモンマルトル界隈の人は
40歳になるかならずで亡くなっているようなイメージがあったりして。
それも思い込みだった。
ぼーっと生きていた。
母の恋愛に苦しみ という情報については
それもあるだろうけれど
ユトリロの、7歳のヌードのデッサンを見てそして9歳のもあると知り
母の恋愛も辛かったかもしれないけれど
画家のまなざしでずっと裸を見続けられるのも
けっこうストレスだったのではないかと思ってしまった。
画家のまなざしは母のまなざしとは違うだろうから。
大人になってから、自分よりも年下の知人と結婚され
その人に軟禁されるようにして絵を描いていた と
解説に書かれていたけれど
結局その知人とも、母は離婚している。
結構波乱万丈の人生だった。
アルコール依存症って
「ずっとやめ続けている」ことが必要で
「適量でその日だけ」飲むなんてできないと聞いたことがある。
ちょっと、ロバート・ダウニーjr を思い出してしまった。
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