小さな柿がいた
柿にも花は咲くらしいが、あまり記憶がない。
足が痛かったりして
こまめに身に行かない間に、咲いたのかもしれない。
月に1.2度しか行かない道沿いに
割合手入れされた柿の木があって、
それを見ながら「いつもの柿の木」を撮りに行く。
いつもの柿の木は、広いお庭の隅っこにあり
3.4本あるのだけれど
もう実もほとんど収穫されず、剪定だけされていた。
実も数多くはついておらず、
枝先も去年のヘタが残った枝は枯れており。
そんな塀沿いの片隅に
あのびわの実があったので、あのびわは人に食べてもらえるのか
と、ちょっと気になったのだった。
余計なお世話ではある。
私の年代では
家に果樹が何本もあるなんて
豊かさの象徴みたいなものだったから、
「もったいないお化け」が
時々ちょっとだけ背中にたかる。
手入れをしろと言われてできるわけではない
既にバランス感覚も老化しているし
腕力もないし。足も痛い。
そういう年代の人がお住まいならば。
ただの無責任な野次馬なのであった。
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