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一気に見てしまった。 二世帯住宅に建て替える時に、独身で家にずっといると見込まれる家族が いる場合、二世帯ではなく、2.5世帯と呼ぶそうだ。 父親はなんとなく団塊の世代な感じで、退職金も年金も 減らされる前に逃げ切った世代かも知れない。 年々世知辛くなっている時代ではあるがいろいろと裕福な感じである。 このドラマの一番は、あの幼稚園児の甥っ子の存在だろう。 あの屈託のなさ。でも保育園を生き渋ったりする。 もちろん松田龍平は秀逸である。彼のドラマだからこそ見ようと思った。
ずっと見ようと思っていたのだけれど、思い立って見た。 八話あるのでさすがに一気にはムリだったが。二日で見終わった。 原作を読んだのは15年以上前だと思う。 図書館に寄贈された本だったらしい。 イランイラクとイスラエルの戦争のことを思う。 そんな戦いにロボットが駆り出され、人間の代わりに戦わされた挙句 てめぇは仲間のロボットを何体殺したんだ とののしられる。 ののしる人間もある種のPTSDを抱えているのかもしれないが 自立学習するロボットだって、いつか矛盾に気が付き 自己嫌
白鍵と黒鍵の間に 昭和な感じで、「ゴッドファーザー」を弾いてはいけないという 暗黙の了解がある、裏の世界。 昔のキャバレーって生演奏があったところもあるというが 暮らせていたのかは不明で、その辺がファンタジーらしい。 弾いてくれよ とせがむチンピラはなんと森田剛だった。 親分のために塀の中にいたのにみたいなうっぷんがある。 ゴッドファーザー好きな人は多いらしい。 くわえたばこが似合う細身の男たちがちょっとかっこよかったが 煙害に困っていた人はいたのよね と思う気管支弱い
ベイマックスがこういう話だとは。 すっかり忘れていた。 お兄さんが亡くなったことだけ覚えていた。 外国と日本の都市をと合わせたようなものを作る時に、五重塔は必須なのか、とちょっと考えた。
ちょっと疲れ気味でホラーやサスペンスとかは面倒、と思ってしまうと なんとなくアニメになってしまう。もう一度見たいと思うSFは有料だとすると、もう少し精神的に元気な時が良いか みたいな。 夏へのトンネル さようならの出口 亡くなった妹を探しにウラシマトンネルに入ろうとする塔野カオル。 ウラシマトンネルに入ると時間がとんでもなく遅く進む。 入ってしまった少年と、現実に残って漫画家になる少女と。 新海誠の「ほしのこえ」では、待っているのは少年の方で、再会はなかったけれど、塔野カ
ファンタジーと夢は切っても切れない。 夢で見ていて最終的に同一化してしまうのを読んで印象に残っているのは、ラルフ・イーザウの「ネシャン・サーガ」だ。 夢の中の異世界で、ジョナサンはヨナタンとして生きていく。 この二つの話ではそういう感じではなかった。 「怪物はささやく」の夢も怪物も 重病の母親と向かい合うために必要な事だった。 夢ではいつも足元の崖が崩れ、母を助けられない。 描かれているのは、学校でいじめられている少年と 母の看病と少年の世話をしに来ている祖母や、離婚し
静かな映画である。 海がきれいなところで、ずっと海をみていたい というのは願望としてはあるけれど 「ずっと海を見ている」ことが何時間できるかわからない 私自身は落ち着きがないので 主人公たえこは「たそがれる」という言葉に最初反発するのだが。 携帯が通じないところに行きたかったという。 今は通じていそうな。 私もたそがれたいかもしれない というより すでにずっとたそがれているのだけれど たそがれかたも人それぞれである。 登場人物の背筋がみんなしゅっとしていて たそがれて
宇宙人に体を乗っ取られる話である。 意識は追いやられているから、本人の記憶がない。 乗っ取られた元ろくでなしの夫の役に松田龍平。 怒りまくりながら見捨てない妻を長澤まさみ。 この夫婦を見たくて見てみた。 自立していて気が強くて浮気する夫でも愛している妻がぴったりで どこか抜けていて得体のしれない宇宙人の夫も良かった。 精神の、色々な概念を奪っていく宇宙人は三人いて ひとりは家族を惨殺する女子高校生。 もう一人は抜けるだけ概念を抜いてしまって家族を廃人のようにしてしまう青年
「アーカイヴ」は、死んだ妻をよみがえらせようとする科学者の物語で 「ルーカス」は入院した母を心配する少年のファンタジーである。 どちらも、ものすごく推せる感じではないのだけれど 何が心に残ったかというと ラストの逆転である。 意識不明だったのは、そっちだったのか ということである。 これしか書かなくても、わかってしまう人はいるだろう。 どちらを先に見たかは忘れたが、この逆転に、既視感があったというか。
コミュニケーションの苦手な少年。 ヘッドホンをつけて、俳句を作りSNSに俳句を載せる。 携帯には季語の「季寄せ」を装備。 少女は配信をしているが、歯の矯正器具を見せたくない見られたくない。 静かに進む物語。 引っ越しを控えた少年のバイト先は老人の「デイサービス施設」 そこで老人たちと俳句を作ったりする。 老人たちといるショッピングモールでカバーが同じだった携帯を取り違えることで少女と知り合う。 デイサービスの老人の一人ふじやまは、亡くなった妻のレコードを探していた。妻のレ
「マンデイズ」 と 「ひそひそ星」を見た。 マンデイズはタイムループの話だった。 「ぼくたち、この一週間を繰り返していますよ」というのだ。 タイムループを知る仲間を増やし、原因を探す。 社員全員を仲間にして、部長に知らせるまでが大変。 原因かと思ったことが違っていたとがっくりし 絶対こういう話を受け入れないのかと思っていた女性社員が もう60回だと叫ぶ。 部長の心残りを優先するか、仕事を優先するか みたいな葛藤や、 誰を信頼し誰との人間関係が人生にとって大切なのか なんと
「カラマーゾフの兄弟」とか読んだ? と連れに聞いてしまった。 反対側でもそんな会話はあったらしい。 チェーホフとかシェイクスピアならまだしも、ドストエフスキーは 読もうとすらもあまり思ったことがない。 家に帰ってから、100分で名著のページを読んだ。 父殺しと冤罪。疑われているのは松潤(長男)花火職人。 次男はなんとなく核開発してそうな永山映太。 三男は信仰に生きようとしている長澤まさみ。 ろくでもない父親を竹中直人 よくわからないロシアの太子夫人を池谷のぶえ(最高)
アマプラなどの映画を見たい日と面倒な日がある。 今日はなんとなく一日映画の日だ。 見たのは ① 最初にして最後の人類 ② ドント・ルック・アップ ③ 奈落のマイホーム ①最初にして最後の人類 地球が滅んでしまいそうな話。 人類を滅ぼすのが、人類ではなくて、違う天体であった。 モノクロ画面 時おり緑り点や赤い天体が映るだけ。 映っているのは、CGとも言えないような何かで。 静かな映画だった。 ②ドント・ルック・アップ 彗星が地球に衝突しようとしているのに
つぶれそうな映画館がある。 ミニシアターは、ぎりぎりで経営しているところも多いのかもしれない。 でも常連にとっては、自分の居場所だと思うのかもしれない。 ホームレスとホームレスを食い物にする人たちが並行して描かれていて 何とも言えない。 「実は貧しいこの国」の象徴か。 それでも映画を好きな人たち 映画を作りたい人たち 愛を追い求める人たち 自分も映画わ好きなんだということを改めて思い出した。 良い感じの川が流れていた。 良い感じのトランペットだった。