めんどくさい交換

交換には作法があると思っている。

それは、お互いに「渡したくないけど」という前提があること。

渡すものに愛や執着があって、でも、相手に必要ならば交換をする。

それが等価でないといけない。現実的には等価ということにする、となるが。

多くの場合が、交換能力の高い媒介形式としての貨幣がほしいことが前提にあって、それを得るためにそれを持っている人がほしそうなものを作ることが目的となっている。

これは交換優位に差が生まれる原因だし、社会はこれを格差と呼んでいて、ずっと前から問題だと叫んでいる。

渡すものに愛はないし、その素振りもない。

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