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認知行動療法から逃げ続けてきた話

まず最初に行ったのは大学校内に設置されたカウンセリングでした。話はするものの、毒にも薬にもならない感じでした。休学ののち中退したのでそことはお別れしました。

その後通信制の大学に編入したので、そちらに設置されているカウンセリングを使うことにしました。引っ越しを挟んで慣れない土地での移動でうまく通えないこともありました。一通り話して認知行動療法をやってみましょうという流れになり、そこで思考の流れを整理するのですが、言葉がつっかえて口に出すと涙が溢れてきそうで言えませんでした。なぜ言葉にならなかったのかも言えず、その後行くことはありませんでした。なぜ来れなくなったのか教えてほしいと何度か連絡がきましたが、それにも返事できませんでした。
理由としては、信頼関係が築ききれていなかったこと。もう一つは、前の予約の人が終わるまで待っていた時泣き声がしたのです。カウンセリングルームの外には数人の職員がいたのですが、泣いている方が居るのにそれを鼻で笑う職員がいたのです。その施設へ失望している面もありました。自分もカウンセリングルームで泣き出したら職員に嗤われるんだって思いから言葉が出なくなったのもあるのでしょう。

その次は相談施設Aです。発達由来で生活が難しいとの相談をしたら、それに沿った心理士さんとの面談を取り付けてくださいました。
最初は緊張していたものの、できたことには全力で褒めていただき、自分の調子の悪さも理解してもらって無理してないか?などの声かけもあり、徐々に信頼を置ける存在になっていました。その方との面談を楽しみにしていた一面もあり、遠い場所でしたが、なるべくキャンセルせずに通い続けていました。
認知行動療法を取ろうという話がでてきて、それが進んでいたくらいに担当者が退職されることが判明しました。自分の担当をするのが嫌だったのかなと思ったりもしました。
引き継ぎを経て他の担当者に変わったのですが、やはり打ち解けられたのに変わってしまったというショックが大きく通い続けるモチベーションがなくなってしまい、通うのをやめてしまいました。

その次は相談施設Bにて認知行動療法を学ぶ機会がありました。
ちょうど梅雨時期で情緒が不安定なのもあってか、周りの人からの目線が気になってしまい、自分が劣っている気がして最初の数回顔出しをしたのち資料だけをいただいて終了となりました。数回にわたる講座のような形で認知行動療法を学び実践するというプログラムだったのですが、自分の認知の歪みのあまりそれに取り組めなかったのです。本末転倒とはこのこと……

このように認知行動療法を受ける機会はそれなりにあったのですが、自分の逃げ癖のせいで機会を逃してきました。
認知の歪みのせいでこれ以上人と関わるのを極力避けるというのも嫌なので、なんとか向き合いたいです。
次の診察にて主治医と相談の後認知行動療法に取り組めるようになればいいなと思います。


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