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自己理解の解像度を上げる

sio株式会社、鳥羽さんに出会って

初めまして。軽井沢から東京に舞い戻った中道です。
今回、noteにまとめたいことは自分の意識を再確認すると共にこれからどういった未来を作っていきたいかを、鳥羽さんとの出会いにより刷新されたことを記録しておきたいためです。
鳥羽さんとは2020年1月、ちょうどコロナが流行る前に出会いました。
sioで1ヶ月ほど研修させていただき、鳥羽さんのお店作りにただただ尊敬をしていました。そこから軽井沢で少人数でレストランを運営することの難しさ、レストランを運営しながら新しいことに挑戦することの難しさに打ちのめされ(コロナ真っ只中というのもありましたが)東京に戻って勉強し直そうと思った頃にちょうど声をかけて頂いたのが”Hotel's”でシェフをやらないかとのことでした。
コンセプトもさることながら、大好きな薪焼きを東京で出来るということと同年代の木田君とダブルシェフで新しい働き方を作っていけるのではということが鳥羽さんの元で働き新しいプラットフォームを目指したいと思ったからでした。

自己理解の解像度を上げるために

働き始めて2ヶ月ほど経ち鳥羽さんに未来の話をしていただく機会がありました。
そこでおっしゃってたのが
『5年後の未来を逆算する』
なるほど。日々に忙殺されていた自分はハッとしました。

2019年時点で既にこのノートを書き上げている鳥羽さんの言葉が胸に刺さりました。余白を作ること、任せ切ること、そして80点を確実に今いるスタッフの基準として絶対に死守すること。その線引きを引かせる側になることを鳥羽さんは僕ら世代にやらせたいのではないかと思う(違ったらごめんなさい笑)
大前提として人を導く立場として、今、自分がどの立ち位置にいてどのベクトルを向いて仕事に臨んでいるのかを明確にする必要がある。
まず自分の考え
・シェフ
 現場の統率、メニューの開発、後進育成
現場の統率について
言わずもがなクオリティのチェック、仕込みの分配、各スタッフの調子を見る。現場のシェフは常に『動』の仕事をしなければいけない。
そして各スタッフの調子を確認するために非常に有効なのはヨーロッパ式の挨拶。
自分がヨーロッパで学んだ一番大切な心はコミュニケーションを取ること。
他愛のない会話でもいい、何か会話をすることでシェフ達は現場の指揮を確認していたのだと今になって分かった気がする。

メニューの開発
これは鳥羽さんのノートに書いてあったシェフならこうするという話に基づく。
そして80点を死守しそこから更に100点120点を目指せる意識づくりをさせること。

後進育成
結局一番ここが課題になってくると思う。
どうすればイズムが伝わるのか、どうすれば自発的に上を目指せるチームになるのか?
常に葛藤。

現状、自分の考えを纏めるとこんな感じ。

5年後の未来を想像する

自分の5年後、年齢で言うと30代半ばくらい
グランメゾンクラスのレストランだとスーシェフ〜現場シェフくらいの年齢だ。
そうするとシェフになれるのは40代〜になる体力も落ちてくる(一概には言えないが、もちろんスーパーマンみたいな人もいる)、故に鳥羽さんの与えてくれたステージでシェフをしながらマルチに働ける構造のプラットフォームとして確立しその中心で動ける人材となる。
これが5年後の理想の働き方なのではないかと思います。
その為に今の自分に何ができて何ができないかを明確にし
まず今年1年間のフェーズでやらなければいけないことをリストアップしたいと思います。

Hotel's Chef 薪焼きアーティスト Nobu

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