なぜ上田選手は成功し、副島選手は失敗したのか?~くりぃむナンタラミニスカート陸上解説~
こんにちは。ノブです。
今回はテレビ朝日 5月3日(水)放送
「くりぃむナンタラ。ミニスカート陸上2023春」後半戦!」でやっていた競技について解説したいと思います。
解説材料としてTverの画像を使わせていただきますのでご了承ください。
もしよければTverで5月10日(水)23:45 までやっているのでご覧ください。
勝敗が気になる方はネタバレになりますので視聴してからご拝読ください。
ミニスカート陸上2023春とは一体何かというと、ミニスカートを穿いて陸上でバトルをします。ルールはシンプルで競技中にミニスカートからパンチラしないようにするだけです。しかし、やってみるとかなり難しいと思われます。
その中の競技の一つに「ミニスカートハイキック」という競技がありました。
パンチラしないようにハイキックした高さを競い合います。
キックの高さが低ければ他の選手に簡単に越されてしまいます。しかし、パンチラをすれば即失格になるので、そこらへんをいかにうまく調節できるかがポイントです。
以下の参加した5選手の結果がこれです。
半分以上が失格になっています。かなり難しい競技といえます。
では何が勝敗をわけたのでしょうか?
一人一人Pickupしてみましょう。
まずは勝った上田選手。
うまくスカートを利用してぎりぎりのラインを攻めました。
上田選手は勢いでスカートが動かないようにゆっくりと太極拳のような動きをしながら足をあげ、見事に結果を残しました。
次は2位の田中樹選手。
軸足の左足を公式カメラに向けることによって右足をクロスさせてうまくパンツが見えないように工夫してあります。まさにこないだ話題になったとにかく明るい安村さんの理論をうまく使ったと言えます。しかし、その方法だとなかなか高さが出ない。そこに敗因の要素があるのではないでしょうか。
次はひるちゃん選手。
何の工夫もありません。ただ高さを出そうとしているためにパンツの方への意識をおろそかにしてしまったと言えます。
ただ身長が選手の中で一番低いために高さを出すために並々ならぬ勝利良くが出てしまったと言えます。
この競技は身長が高いほど有利な競技ですから。
次は田中卓志選手。
田中選手も上田選手と同じ太極拳戦法をとったのですが、かすかにパンツが見えたため、失格となってしまいました。足を上げすぎたのが原因と言えるでしょう。
次は選手の中で一番背の高い副島淳選手。
副島選手も上田、田中卓志両選手と同じ太極拳戦法をとったのですが、失格になりました。
それぞれの選手がこのような身長になります。
上田選手:172cm
田中卓選手:188cm
副島選手:195cm
ではなぜ同じ戦法をとったのにも関わらず、上田、田中卓、副島3選手の中で一番背の低い上田選手は成功したのでしょうか?
これらを見て、何かお気づきになるでしょうか?
お気づきになった方もいるかもしれません。
もう少し足元を拡大してみてみましょう。
失格となった2選手に比べ、上田選手は軸足のつま先がカメラから遠ざかっています。
それにより下の図のようにスカートの一番の深部(下の図では黒点で示しています)がカメラとパンツの間に入ることで、うまくパンツが見えないように工夫を凝らしているのです。
上田選手の太極拳戦法とそれを最大限に生かす足の角度(90℃)による頭脳的作戦によって勝利を得たのではないでしょうか?
太極拳戦法もなかなか奥が深いですね。
最後までご拝読ありがとうございました。
Tverで5月10日(水)23:45まで配信しておりますので、よかったら確認してみてください。
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