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今月読んだ3冊の読書感想文

『坐る力』斎藤孝

視点がすごくおもしろかったですね。座ることに特化した本ってあまりないイメージなので座ることに注目してどういうメリットがあるかとか記していました。そして他の本の座ることに書いてある場所を抜粋して語ったりしているし、自分の体験も交えて座ることの重要さを語っていました。
なので、椅子の選び方やその重要さも語っていましたし、仕事をする大半は長時間座っているので良い椅子を選ぶべきだとも言っていました。
ただ、個人的には無理やり座ることへの良さを書いているかな?といった印象も見受けました。
まあ、座って作業するより立って作業した方が効率が上がるといった論文もあるので、そこは人それぞれだなと思います。
ですから、立ち仕事が苦手で座ることが得意な人にはお勧めの本というか、改めて座ることの重要さを再確認できるものかなと思える本でした。
しかし、この本ではおススメの椅子の紹介もしていましたが、10数年前の本なので今ではゲーミングチェアというのも出ていますからそこらへんはいろいろと本と時代が違う部分も出てきているのかなと感じます。

『仏教の身体感覚』久保田展弘

タイトルだけで本の内容をイメージしてしまったので、自分には肩透かし感を強く感じてしまいました。
もっと身体感覚にピックアップした内容かなと思っていたので。
内容としては仏教の由来、歴史と自身のインドでの体験を交えた内容です。
ですので、この身体感覚というのはどちらかというと、「体験」に近い意味での言葉に思えます。
何度も言いますが、もう少し身体感覚の描写とか身体感覚からアプローチするような内容だと思ったので少しこのタイトルは勘違いしてしまうタイトルだったかなと思ってます。
(勝手にイメージしたのは僕ですけど。)
ただ仏教を学ぶといった目的では良書だと思います。
もういろいろと知識がある人にとっては物足りないかもしれませんが。
新書でコンパクトで持ち運びやすく、どこでも読めて、仏教を少し学ぼうかなと思っている人にはお勧めです。

『英文法の謎を解く』副島隆彦

英語を学ぼうと思って読んだ本です。
何か仕組みのヒントが分かればいいなと思って読みました。
印象としては、やはり日本の授業の英語は何も役に立たないんだな、と思える内容でした。
本の中でも書いてあるのですが、日本の英語は日本英語学だと。
(この本も約30年前のものですから今はもっといろいろと変わっていると思います。)
だから海外に通用する英語ではなくて、日本でしか通じない英語という何の目的かもわからないものになってしまっていると。
この本はそういう日本の授業で教えない英語の小さな間違いを指摘している内容となっています。
ただやはり読んでいるうえで思ったのは、日本語に慣れ親しんでいる日本人には英語のシステムはかなり複雑だと感じます。
言葉というものを一からやり直すイメージだと言っても過言ではありません。
ですから、やっぱり英語って大変だな。
正しく学びたいなって思いが強くなる内容です。

ただ30年前の本ですから今はネットで海外がかなり身近になっているし、YouTubeもあっていろいろと英語もごまかしの効かない部分も出てきていると思います。

ただ再確認できたのはやはり英語を覚えられる人は、言葉の間違いを気にしないメンタルや外国人といっぱい話したいという思えるメンタルを持っている人ではないかとおもいました。

今はchatGPTもあるし、いろいろと学べるようになりたいです。

今日も最後までご拝読ありがとうございました。


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