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【a16z】Ethereum #5/5 [ State of Crypto Report]わかりやすい翻訳解説

by Daren Matsuoka, Eddy Lazzarin, Chris Dixon and Robert Hackett

(#5: a16zが5月17日に発表したレポートの全て<序文からスライドまで>を翻訳と解説していきます。その内容は詳細かつ明快になるように可能な限り、忠実/ニュートラルに記述しています。 Nobuaki Ninomiya. 二宮暢昭)

■序文のみでも多くのコンテクストが存在するので、5回に分割して記述していきます。今回はその最終回

5. まだまだWeb3の初期段階です
Web3ユーザーの正確な数を知ることは困難ですが、直近のムーブメントから推論できます。 様々なオンチェーンメトリックに基づいて、現在、700万から5000万のアクティブなEthereumユーザーがいると推定しています。 

(スライド54を参照。)今の状況はWeb1.0即ち初期の商用インターネットの黎明期に類似しており、開発の観点から言えることは、ヒストグラムで言うと現在は1995年にあたります。

インターネットは2005年までに10億人のユーザーに到達しました。ちなみに、FacebookやYouTubeなどの将来の巨人が設立される中でWeb2が形になり始めたちょうどその頃です。

【インターネット黎明時とWeb3のヒストグラム比較】


繰り返しになりますが、推定するのは非常に困難ですが、トレンドラインが図のように続く場合、Web3は2031年までに10億人のユーザーに到達する可能性があります。つまり、まだ早い段階です。 やるべきことはまだたくさんあります。 

Let’s keep building.

【出典】a16z: Introducing the 2022 State of Crypto Report
 by Daren Matsuoka, Eddy Lazzarin, Chris Dixon and Robert Hackett

【スライドリンク】
https://a16zcrypto.com/wp-content/uploads/2022/05/state-of-crypto-

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