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「太陽フレア」という自然災害を忘れるな!

自然災害というと、地震、台風、洪水、大雪、土砂崩れ、、、などが浮かぶと思います。

今日は、そこに「太陽フレア」という単語を付け加えて欲しい、という話です。

「太陽フレア」とは、太陽表面で起こる大爆発です。大爆発が起こると、大量の電波やX線、電子や陽子などの素粒子が飛び出してきます。

状態はこちらで観察できます。


爆発の8分後に紫外線やX線などの電磁波が地球に到達。30分~十数時間後に高いエネルギーを持つ粒子が、1~3日後には電気を帯びたガスなどがそれぞれ到達し、影響を及ぼします。

爆発の程度により、A、B、C、M、Xとクラスが分かれており、AからBとクラスが一つ上がるごとに、太陽フレアの規模は10倍程度強くなります。Xが最強クラスです。

ニュートンコンサルティングHPより


太陽フレアの影響により、大規模な通信障害や、過去に大停電などが起きていますが、地殻やマントルにも影響を与え、大地震を誘発すると言われています。

2017年9月6日は、X9.3という大規模な太陽フレアが発生しました。その2日後の9月8日、マグニチュード8.1のメキシコ地震が発生し、15,000棟以上の家屋が損壊・倒壊する被害が出ました。

そして、6年ぶりにX5.0という大規模な、太陽フレアが発生したのが、2023年12月31日。

ご存じ、翌1月1日には、能登半島でマグニチュード7.6の地震が発生しました。

陰謀論でもなんでもなく、科学の話です。

まさか1月2日のJAL機の事故にまで影響を与えているかはわかりませんが、太陽フレアには注目しておいて間違いはなさそうです。

ちなみに、オーロラを見に行くにも、太陽フレアが活発なときが良いようです。大量の電子や陽子が地球の極に集まり、オーロラが発生しやすくなります。


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