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「無理に健康になろうとすると衰える」

今日はこんな本から。

諸説ありそうですが、「老子」という特定の人は存在するわけではなく、この本が一人の思想家によって書かれたと想定して、仮に「老子」と呼んでいるそうです。知らなかった!!!

世界では、「論語」よりもはるかに広く読まれ、大きな影響を与えています。

例えば、
「あなたが美しいと思うから、醜いが生じる。善いと思うから、善くないが生じる。この世界にはもともと善悪も、優劣もない」
「名によって世界を切り分けるから、何事もうまくいかなくなる。ものごとを知るには言葉に頼るな。」
「支配者が頭を回さず、腹を据えて、強いて何かをしようとしなければ、うまく治まる」

なんて、どちらかというと逆説的な哲学が、延々と述べられています。

その老子が健康について語ったのが、タイトルの言葉です。

「無理に健康になろうとすると衰える」
健康オタクの人には響く言葉からも知れません。

「赤ちゃんが一日中泣いても声が枯れないのは、陰陽の調和が道理にかなっているから」

「無理に健康を増進して寿命を伸ばそうとするのを”不吉”といい、体に負担をかけ、心臓の鼓動を早めて息遣いを荒くするのを”無理強い”という」

「物はなんであれ威勢が良すぎると衰える。これを不自然な生き方という。不自然な生き方をすると早く死んでしまう。」

健康しかり、人生しかり、自然に無理なく生きるのが、うまくいく秘訣です。

流れに逆らったり、柔軟でなく頑なだったりすると、生きづらいですし、うまくいかない上に、病気にもなりやすくなります。

何事も、「自然が一番」ですね。


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